義兄の新盆で山梨に14日朝早く出かけた。乗り換えなしで船橋から石和温泉まで行く列車は一日に1本しか出ていない。
朝6時53分に乗ると石和には9時02分には着いてしまう。いつもは乗り換えをしながら安い運賃で行くのだが、今回は多分お寺さんの関係で午前中にお坊さんが来るだろうと予想して早めに出かけることにしたが・・・大外れとなる。
降りた駅が去年までは田舎の温泉郷の小さなでも趣のある駅だったが様変わりしてしまいがっかりした。 ↓石和温泉駅
温泉駅には不釣り合いな感じで出口を見つけるのに二人でアタフタする。
田舎のお盆は新盆とはいえ何と訪問者の多いことか、朝から喪服姿のの人や親戚や挨拶するのが大忙しである。お茶とお菓子ぐらいだが昼になるとこれまた大変である。
Gの実家なので顔見知りは少なかったが、私の実家の弟も顔を出してくれた。元気な様子でひと安心する。
義兄が亡くなった時は兄嫁さんも元気だったが、気難しい義兄を見送ってホッとしたのか寂しくなったのか腰が曲がって歩くのもおぼつかない様子、認知症がだいぶ進んで話の食い違いがあり最初は確かな話だと思ってGは真剣に聞いていた。
兄嫁「うちの爺さんは奥の土地にもう一軒うちを建てたんだよ」
G「誰が住んでいるの?」
兄嫁「人には貸せないじゃん、返してもらえないと困るから・・・」この時点で私にはわかったが??
みんなが来るので桃を食べてもらおうと朝採りに行ったら○○(長女)が全部とって行ってしまった。
このあたりでGも変だと気がついたようだ。兄嫁もいよいよ始まってしまった。
長女は屋敷内奥に家を建てて住んでいるのだが義兄の土地相続に対していろいろ問題があったようだ。三姉妹で長女も次女も結婚した時点で土地はもらっているのだが家を継いでいるのは三女である。 こういう話には口出し無用でただ聞くのみである。
63歳・60歳・58歳の三姉妹で実家のそばに住んでいるのだから仲良くやってほしいと願うばかりである。
Gの実家は田舎風で確かに広いが床の間の二間続きの部屋にもエアコンがない。あの広いうちに孫の部屋にだけ1台しかなかった。扇風機はどの部屋にもあるがあの暑さの風しか来ないのだからとても長居はできない。熱中症になってしまいそう。
でもあそこに住んでいると慣れなのか家族は汗をかいていないのだ。流れる汗はどうも私だけのようだ。