音楽の力

私にとって音楽は記憶の中の景色と濃くつながっています。

そんなことを思ったのは、先日JOMOのCMのバックに
アメリカというグループの「名前のない馬」が
かかっていたから。

中学か高校のとき、この曲のコピーで
文化祭のオーディションを受けました。
まあ、落選でしたけど（笑）。
と、いうわけで、この曲は記憶喪失（笑）な学生生活の中から
記憶をひとつ呼び戻してくれました。



その記憶喪失な日々の中で、すごく印象に残っているのは
イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」。

ものすごくはやっていて、
どこに行ってもこれがかかっていたから、
どこで聴いたとかではなく、
その頃の全部の場面のバックがこの曲だったな。



最近では、長男が中学の卒業式で歌った『旅立ちの日』に。

三年に上がる時に学校の統合があって、
もともとカラーの違う二つの学校がひとつになった上に
受験のプレッシャーが加わって、トラブルの連続だった。
それでも行事を重ねる度に、たくさんたくさん話し合って
自分たちで問題を解決してきた長男のクラス。
（また、担任が身体を張って子供たちに向き合ってくれる
　すばらしい先生だったんだ　泣）

ちょっぴりつっぱっていたような子達も
みんな別れを惜しんで涙をぽろぽろこぼしながら
一緒にこの歌を合唱している様子に、
この一年の出来事が思い起こされ、親たちも涙、涙。

スマップが学校の先生に扮したNTTのCMでこの曲を聴いた時は
ふいを突かれたというか、急にその時の気持ちが蘇って
思わず涙がこぼれました。
（CMではすごいアップテンポになっていたけどね　笑）

このブログを書くのに、曲のタイトルこれだっけ？って検索かけたら
ご丁寧に音声データをつけてくれていたページがあって、
これまた、ふいを突かれて、泣けました。（笑）



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