EXILEライブの翌日は奈良観光。
JR奈良駅。
奈良観光なら近鉄奈良駅のほうが便利ですよ、
とJTBのお姉さんにアドバイスされたけどあえてのJR。
春日大社の参道へまっすぐつながっているので
たぶんここも参道の延長であろうというだけの理由ですけど。
古墳、というか陵。
ちゃんとこんなふうに守られているんですね。
入り口はなんと商店街に面しているのに
入り口から先は静謐な空気が流れてました。
奈良公園の入り口。
来たぜ、春日大社。
一の鳥居。
いいでしょう。とても静かで気持ちいいです。
奈良なんで、あちらこちらに鹿の姿が。
このすてきな建物は仏教美術資料研究センター。
明治時代の洋風な建物が大好き。
月曜なので奈良国立博物館が全部お休みなのはわかっていたけど
ここは建物の中を見たかったな。
奉納された石灯篭が延々と続いています。
南門。
中に入ったら写真撮ることとかすっかり忘れちゃった。
『屋根を葺き替えるための桧皮のご寄進一口千円で受け付けます』
との貼紙があったので、社務所に申し出ると
ちゃんと住所氏名を書いた上「こちらをお持ちください」と
クリアファイルを下さいました。
一緒に「御殿用材桧皮 奉納相成り
右の善行は大前にご披露申し上げ候也」
と書かれたカードまで。
もっと簡単な募金のように思っていたので
ご丁寧にしていただき恐縮しました。
春日大社の巫女さんは藤の花をつけた装束もかわいらしく
おっとりした雰囲気がなんともすてきだったし
いや~、いいところだ~、と大好きになりました(単純)。
春日大社から二月堂方面へ。
途中 参道の食事処でお昼。 →茶亭ゆうすい
これがね~、とっても良かったのよ。
観光地で食べる定食なんてこんなもんでしょという思い込みを
軽く裏切って、繊細な味と盛り付け。
「できるかぎり奈良県産の材料を使っています」
と説明してくださったお店の方もとても感じよくて
いや~ん、ほんと奈良いいとこだね~(単純)
茶亭ゆうすいからちょっと階段を上がったら若草山の入り口。
ちょっと下って、三月堂。
お隣が二月堂。
このあたりから修学旅行&遠足の集団がごっそり。
写真はできるかぎり彼らが写らないように撮ったが
一気に騒がしい雰囲気ですよ。寺なんか見ちゃいないね。
(まあ、思えば自分もそうでした。子供を連れてく意味ってあるのかね?)
坂の下から仰ぎ見る二月堂。
そして、来たぜ東大寺大仏殿。
とりあえず、人の数と、鹿の数と、鹿のフンの数はんぱない。
従って、漂うかおりもはんぱない。
でかい。大仏殿の大きさは素直に感動する。
しかしながら大仏は、撮影オッケーだったけど、
なんか全然撮る気になれなかったのね。
全然拝みたい気分にもならないし。
仏様自体が全然ってわけではないのだけど、周囲の雰囲気ですかね~。
修学旅行生も、連れてる先生方も、同行のお母様方も
みんながここはお寺だってことを完全に忘れちゃってるみたいだし
ってか、東大寺自身がお守りを売店みたいなとこで
お土産チックに売っちゃって
お寺らしからぬ(単なる観光地っぽい)雰囲気かもしてるし。
先に春日大社行っておいて良かった。
奈良の入り口がここだったらちょっと幻滅だったかも。
奈良の締めは興福寺。
奈良行きの決め手はやっぱり阿修羅様。
東京に来てくださってお会いしたけど
機会があったら本来の場所でお参りさせていただきたい、と思ってた。
ところが、行ってみてわかった
阿修羅様って国宝館に美術品みたいに飾られているのね。
仏像としてお堂の中にいらっしゃるものかと思ってた(不勉強)。
国立博物館で見たのと雰囲気変わらなかった。
けれど、ご本尊(?)の千手観音さんの前に立ったら
急にお参りしたくなり、
お参りしたらなんかすごく来るものがあったの。(漠然)
ちょっと泣きそうになっちゃった。
東金堂。
五重塔。
南円堂。
でも、お土産はやっぱり阿修羅様。奈良のスター(笑)。
メモパッドのイラスト、かわいいでしょ。
余裕があったら法隆寺か唐招提寺に周る予定だったけど
朝から歩きまわって奈良公園だけでけっこうへとへと。
また、次の機会にとっておくことにしました。
奈良、おっとりしたいいところだったなあ。
また、行きたい。