そゆる日記

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リアルに対面するということ

2013年06月07日 | 精神世界

自彊術の教室で、ある先生が

皇居の勤労奉仕に行った話をして下さった。

27歳の生徒さんのボキャブラリーには

『勤労奉仕』って言葉がなかったね。

「身体を使った労働で無償のお手伝いをすることよ」って説明されて

「ボランティアのことですね!」って言ってた。

死にゆく日本語(苦笑)

 

皇居の勤労奉仕は4日間1セットで

その間には天皇皇后両陛下が直々に面会下さる

『ご会釈』という時間があるのだそうだ。

 

20人くらいのグループが何十と参加するらしいのだが

天皇陛下はそのそれぞれがどんな集まりかをちゃんと事前に知って

それぞれにお声かけがあるのだそうだ。

それもすごいが、つきそう皇后陛下が

天皇陛下が歩くときには後ろに付き従い

陛下がグループの代表とお話なさっているときには

グループの一人一人に眼を合わせうなずかれ

陛下のことも、集まった人たちのことも

ほんとうに大切に思われていることが感じられて

心から感動するものだった、というお話だった。

 

思い出しただけでも涙ぐむ先生。

 

この話を聴いた生徒さんたちの反応は

おおむね「へ~、そうなんだ~」的なもの。

温度差(笑)

 

私にはこの先生の気持ちはよくわかる。

天皇皇后両陛下のすごさはね~

リアルに対面してみないとわからない。

以前、このブログにも書いたけど

私は道端で通り過ぎる車の中から会釈されただけで

心打たれてしまいましたからね。

右翼的な『天皇陛下万歳』なんていう思想を越えて

ほんとに「日本に皇室があってくれて良かった。

この人がいてくれて良かった」って思わせてしまう

すごい存在感の方です。

 

 

「いまどき実際出かけていかなくても

テレビやDVDで世界中の景色が見れるのよ」

とかいう人がいます。

景色は見れるかもしれないけど

その中に身を置く経験は景色を見るのとは全然違うよって

旅行したことある人は思います。

 

人と会うってことも、それと似ていて

人と実際にお会いすると言葉のやり取りを越えて

すごい量の情報のやりとりがあるんだと思う。

自分がやりたいことがあるなら

それを実際やってる人に会いに行け、っていうのは

そういうことでしょ。

もちろん色々質問してもいいんだけど

それをやってる人のそばにいて

やってる&できてる空気を浴びることで

いただけるものがたくさんあるよってことでしょって思う。

 

なので、色々な方に、リアルにお会いしたいんですよね~。

お会いするのもわくわくするけど

それで自分に起きてくる変化に、すごい興味ある。