DANCE EARTH PROJECT
[CANGES] 見てきました。
いや~久々楽しかった。
ストーリーはあるのだけど『ダンスエンターテイメント』なので
ほんとダンスが満載で、ことに近くで見るうさちゃんはやっぱり別格。
小さい会場ということも意識してだと思うけど
柔らかな指先の動きとか細かなところまで神経が行き届いた「振り」で
終始うっとり。ものすごくすてきでした。
そしてセリフうまくなったね(上から)。
うさちゃんのお芝居を見るのが、実に2009年の『蛇姫様』以来。
あの時は身体の表現力(スゴイ!)とセリフの表現力(…)のギャップに
ダンサーのすごさを思い知った(逆にね)のでした。
今回いちばんのサプライズは
NAOKIが歌った!
ハミング的に聴こえる歌声に
あれこれNAOKIかなぁ まさかね、と思った次の瞬間
ステージ中央で高らかに歌い始めて唖然。
もちろんステージで歌うだけの技量ありでしたよ(元合唱部員)。
でも、あまりの思いがけなさすぎて…
あまりに見慣れなすぎて…
思わず笑ってしまった(ごめんねNAOKI)
ちらっと会場見渡すと
手で口を覆って笑いをこらえてる人けっこういた模様。
ですよね~と思ったけど
NAOKI毎回このリアクションに耐えてるのかなと思ったら
ほんとごめんなさい(演出の岸谷さんを恨んで下さい)
次からは笑わない(と思う)。
そうそう、うさちゃんも歌ってます。
ま、うさちゃんの歌はラザとかLOVE DREAM&HAPPINESSとかで
聞いているので驚きませんでしたが
(DANCE EARTH が初めてなので知らないんだけど
DANCE EARTH じゃ 毎回歌ってた?)
この調子でてっちゃんまで歌ったらどうしようと身構えました。
(笑わないように、ってね)
結局てっちゃんも歌ってたけど、ダンスをしながらで
NAOKIのように高らかに歌い上げたりではなかったので
大丈夫でした。(大丈夫て)
てっちゃんのダンスも相変わらずすてきでしたね~。
ほんとに身軽。
ああいう体の重さが全然ないみたいに見えるダンスがすごく好き。
てっちゃんはうさぎの役で
もみあげのところにさがってるひもをひいて
長い耳をぷるぷるぷるって震わせるネタがあるんだけど
そのひもが汗でくっついてどっかいっちゃって焦って
みんな笑って
そんなハプニングが生の演劇らしくて楽しかった。
(DVDの撮影入っていましたがここは収録されるかしら。
もしかしたら差し替えられちゃうかしら)
そしてメンディは、さすがに歌いませんでした(歌ヘタ王 笑)
メンディのダンスが生で見たら意外にもきれいで
(いかついからダンス自体も荒々しい印象があったんだけど)
あら、こんな感じ?
鼻を折られて自信を失ってしまった天狗の役だったから
荒々しさは封印してたのかな?
筋肉フェチなので てっちゃんの肩いいわ~
メンディの肩はちょっと大きすぎるねとかチェック(笑)
NAOKIが踊ると衣装の隙間からちょっとだけ腹筋が見えて
うふふ、と楽しんでたら 最後の最後で
上全部 脱いだ!
やっぱり自慢の腹筋は見せるんですね。
NAOKIの気持ちをくんだ岸谷さんの演出だったでしょうか。
こんなふうにゴリってさせてないときのナチュラルな腹筋が好き。
きれいだった~(笑) 堪能させていただきました。
水野絵里奈ちゃんは頑張っていたけど
頑張りすぎっていうか完璧に演じることに集中するあまり
お客さんなんか目に入っちゃない印象。
物語の主人公なのに舞台の主役じゃないっていうか
自分以外を見に来た人が9割みたいな状況で
間違えて足を引っ張るとか自分が受けようとするとか
ありえない立場と考えたんでしょうかね~。
それもわかるが、彼女が頑張り始めると
見てるこっちも身体に力が入って緊張するような感じ。
もすこしゆるくてもいいんだよ~と言ってあげたくなりました。
DREAMの4人はさすがにキャリアがあるので
余裕でお客さんを楽しませていました。
最初Shizukaちゃんが制服で登場して
いやいや、いくらなんでもムリあるやろと思ったけど
歌手を目指す高校生という役どころだったから
あのちょっとくぐもった魅力的な歌声を生かす配役だったでしょうね。
脇を固めるダンサーさんたちももちろん実力者ばかり。
そして、ちゃんとそれぞれソロの見せ場をもらってて
やっぱりダンサー(HIROさんうっさんね)が作る舞台だなって感じ。
そして、ものっすごい超絶技巧のボイパの方は
どなただったんでしょう。
パンフレットも買わないのでお名前わからず。
全員が彼のボイパで踊るシーンは圧巻でした。
さて、ステージが始まる前
お決まりの「お客様へのお願い」アナウンスが
めちゃめちゃ可愛い3、4歳くらいの子供の声でした。
注意のあと
「NAOKIも登場を首を太くして待っています。
USAはじめ出演者のみんなにも頑張らせます」って
笑わされて すでに気持ちをもっていかれました。
いつでもどこでも「はいはい」って聞き流してた
お決まりのアナウンスでさえエンターテイメントでした。
脱帽。