そんなこんなで無事弥彦駅到着。
宇佐駅も宇佐神宮を模した駅でしたけど、
弥彦も駅舎から神社をイメージしてるくらい弥彦神社の存在が大きい。
駅から神社は徒歩15分くらい。
弥彦の温泉街のつきあたりに鳥居がありました。
楼門
拝殿。以前大山に行ったときこんな雲が出てたら
「神様が降りてきてくれてるねぇ」と神社巡りの師匠が言っていたのをふと思い出す。
末社十柱神社。檜皮葺が苔むしてていい雰囲気。
狛犬さんは笑顔系。
弥彦神社の裏手からロープウェーで弥彦山山頂を目指します。
山頂駅裏手から佐渡方面を望む。
日本海は濃紺というイメージあったけど
このあたりは水深が浅いのか意外にもコバルトブルー。
そしてこの日は海と空の境目がまざりあっていて
ずっと見ていると目眩がします。
すこし登ったところに展望台がありました。
展望台のてっぺんから。
実は私オープンエアの高所恐怖症(スカイツリーみたいに閉じてれば高所大好き)
ことに風が吹いてると苦手度がアップします。
この日は台風の影響で風吹いてるなんてもんじゃない。
展望台の中心に立ってる柱(避雷針かな?)にびったりくっついてて
ミチさんに笑われました( ↑ 全然へっちゃらなミチさん)
展望台のわきに弥彦神社奥宮700mという看板を見つけ行ってみることに。
15分くらいでしたがアップダウンの繰り返しで思いのほか大変でした。
この奥宮のあるところが弥彦山の山頂ということのようでした。
眺めは最高。
新潟平野。
海岸線。
雲の切れ間から垂直に陽が射していて幻想的な眺めでしたが
どうやっても写真にはうまく撮れませんでした(腕前)
海からたくさんの龍が昇っていくイメージありました。
そして、奥宮の後ろの空がやばかった。
写真じゃその感じには写らなかったので見た印象に近いよう加工しましたが
こんなふうにシアン100%(あれ?よけい伝わらない?)みたいな色でした。
すごい喜んでるのかなんなのか。
行きはどこまで歩けば奥宮なのかわからず繰り返すアップダウンでへとへとでしたが
帰りは楽勝。
15分間隔のロープウェー出発まであと2分と気づいて走る元気もありました。
来た道戻りで鳥居のすぐ前の和カフェで直会。
弥彦線の本数が少ないのであまりまったりする余裕もなく駅へ急ぐ。
帰りはすっかり天気も回復し、
弥彦山の上に傾きかけた陽を眺めながら燕三条へ向かいました。
車窓の田園風景、空の青と田んぼの緑が鮮やかすぎて新海アニメみたいでした。
新潟満喫。台風にも気を利かせてもらってとっても楽しい二日間でした。
おまけ
鉄ヲタのタモリさんがよく『どんつき』の話をしてる。
都心の駅は乗り入れ乗り入れで「ここで終点」って駅がほとんどない。
(東急渋谷駅は4年前になくなるまでそんな貴重な駅でした)
どんつきのだいご味は『車止め』とかも言ってたと思うんだけど
弥彦駅は終点でどんつき駅だったけどその車止めさえありませんでした。
ローカル
弥彦線はワンマンカーで扉は手動です。
行きは普通に(?)ボタンを押して開けるタイプの車両でしたが
帰り吉田から乗り換えた列車は
ボタンもなくて取っ手を引いて横にガラガラっと開けるタイプ。
燕三条駅における新幹線と在来線のギャップ感がさらに広がりました。
ローカル