少し年の離れた姉がいたので
私はFEN(米駐留軍向けのラジオ)で
ロックを聴いたりするおませな小学生でした。
同じように年の離れたお兄ちゃんがいる
親友なっちゃんと同級生には通じないバンドの話題や
レコード(笑)の貸し借りをしてました。
好きなアーティストにQUEENもありました。
「日本ではビジュアルだけで女子に人気だけど
本国じゃたいしたことないんだよ」って
よく書かれていたけど
あのハーモニーや独特なギターサウンドが好きでした。
そしてQUEEN来日。
今では信じられないけど
キャパ数千人の横浜文化体育館でも公演があったんです。
子供だったからライブには行かれなかったけど
電柱にポスターが張られて(プロレスみたいだけどほんとです)
止めてある針金をはずして家に持ち帰り部屋に貼りました。
(なんと画像をアップしてる方がいらっしゃいました!
間違いなくこれ!)
フレディの髪が長い頃はずっと聴いてた気がするけど
その後はスティービー・ワンダーとかホウィットニー・ヒューストンとかに
関心が移ってQUEENも聴かなくなりました。
とは言えヒット曲は自然と耳に入ってくるから
なんとなくは聴いていた気がします。
そして1991年フレディは亡くなりました。
映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開されたことは
あちこちで話題になっていたから知っていたけど
正直「どうかな」と思っていて観る気がありませんでした。
微妙にリアルタイムで知っているだけに
別の人が演じるQUEENを違和感なしでは観られないと思ったから。
でも観てきた職場の人がとても推すのです。
「みんな泣いてました」
「終わったあとは拍手が起こってました」
拍手するほどってことはファンの人が見て納得ってこと?
しかもそんなに感動するの?
じゃあ、というので見に行きました。
感想は。。。
「こんなにコンパクトにまとめちゃいます?」
ま、それでも2時間あるので仕方ないか。
ライブのシーンをもっと見たいけど
ほかの曲ももっと聴きたいけど
フレディの苦悩とメンバーのいい人ぶりを中心に
QUEENを知らない方でも楽しめる仕上がりだと思いました。
キャストはフレディの歯を強調しすぎな以外は
違和感なく観られました。
ライブのシーンとか音に合わせて演技するの
大変だったろうなあ。
私がお勧めされるのを横で聞いてたY山さんが
「音楽まったく音痴な私でも楽しめますかね」と聞いていた。
「たぶんサビに差し掛かったら知ってる曲ばかりだと思うから
大丈夫なんじゃない」って観ていないのに答えた私でしたが
実際観たらやっぱりそうでした。
今でも番組やCM繰り返し使われる名曲揃いでした。