ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

みついし昆布温泉「蔵三」

2007年01月06日 | 温泉・スパ・銭湯
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新ひだか町(旧三石町)の国道235沿い、道の駅みついしのすぐ横にある、宿泊設備も備えた施設。
裏手には海浜公園やキャンプ場もある。
以前には国道を挟んで山側にあった温泉施設が2006年の夏に移転してきたもの。
日帰り入浴料は大人一人390円、10時~22時まで入浴可(宿泊客は深夜と早朝も可)。
お食事処もあり。
シャンプー、リンス、昆布石鹸完備だが、日帰り入浴はタオル類の持参が必要。

フロントのすぐ脇の大浴場に入ると、まず目に飛び込んでくるのが大きなガラス張りの窓。
20個ほど並んだ洗い場を背にして、窓に向って湯船が並んでいる。
天然温泉の泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、源泉の温度が非常に低いため、加温されている。
天然温泉の他に昆布エキス入りのアロマ湯があり、どちらも湯船に浸かっているだけで肌がつるつるとしてくる感覚が気持ちいい。
そして何といっても大きな窓から見える外の景色が絶品。
窓の外には木舟の形をした露天もあるのだが、これも海に向っているのでとにかくのびのびとした気分になれる。
町中の露天風呂と違って天井がなく、頭上に広がる青い空と目の前の海と、見上げれば飛びすぎていくカモメと、思わず深呼吸したくなる気持ちの良さ。
私が行ったのは日中だったが、夜なら月や満天の星空なども眺めることができるだろう。
湯に入ったり上がったりしながら、何時間でもぼんやりしていられそうな気がする。
これぞ、癒しの空間。温泉万歳。

最終訪問日 2006年12月
(参考)

川湯温泉「川湯第一ホテル忍冬(すいかずら)」

2007年01月06日 | 温泉・スパ・銭湯
屈斜路湖畔にある川湯温泉街の中の、観光ホテル。
最近改装をして、客室数を減らして客室露天風呂付きスウィートクラスの部屋を新築したということでテレビに出ていたのを、たまたま見かけていた。
もちろん私たちはスウィートの宿泊ではなく、日帰り温泉が目的。
ロビーのライティングや小物などは、和洋折衷の落ち着いた雰囲気で、ものすごく写真に収めたい衝動に駆られたが、とりあえず我慢。
日帰り入浴料は、大人一人800円。
シャンプー、リンス、石鹸などは備え付けがあるが、バスタオル・ハンドタオルは宿泊客のみなので日帰り客は持参が必要。
大浴場は「モムニの湯」「スマの湯」に別れていて、日替わりで男女が入れ替わる仕組み。
私たちの行った日は女性用がモムニの湯だった。
モムニの方が露天が広いようだが、後はどちらも変わらない様子。
もともとが宿泊客向けなので、鍵付きロッカーがないため貴重品はフロントへ。
木造りの脱衣所には、化粧水、乳液、ブラシ、ドライヤーに綿棒が完備。
浴場のシャワーは10つほどで、サウナもあり。
嬉しいのはふつうの石鹸以外にもトルマリン石鹸やクレンジングオイルまで揃えてあるところ。
内風呂は温泉と真湯がひとつずつで、露天もひとつ。

さて、肝心のお風呂。
かけ流しの強酸泉。酸性度がph1.6というから相当なもの。
なるほど、入るとアトピー持ちの私の肌はとたんにピリピリと痛み始める。
でも肌には良いからと思って耐えていると、じきに慣れてきた。
ほっとしたのも束の間、熱くなってきたからと半身を湯から上げたら、空気に触れた肌がまたピリピリと痛みだす。
いつもなら半身浴の状態で一時間以上も入っているのだが、今回ばかりは無理。
アトピーでなくても刺激が強いからか、真湯の内風呂が用意されていたので、そちらへ入ってほっと一息。
露天風呂は二方を川に囲まれていて眺めも良く、岩の浴槽の中に備え付けられたブルーのライトが神秘的な雰囲気を出していたのに、ゆっくりできない自分の肌が恨めしい。
その代わりにといおうか、耐えたかいがあって(?)湯上りの肌はいつまでも温かかった。

効能書きには、草津の湯と同じ泉質で、昔から湯治客が絶えないとある。
確かに効きそうな気はする。
良薬は口に苦し?
でも本当に、お肌が弱めの人は、上がり湯をお忘れなく。

■最終訪問日 2006年12月
公式サイトはコチラから

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