ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

本日の新冠

2007年01月20日 | フォ撮りある記
静内にいるダンナの従兄弟が勤めるディーラーまで、所用でお出掛け。
最近このディーラーに行く時には前日から出発して、朝陽の写真を撮ってから行くというのがお決まりになっている。
何せ、高速の無料区間を最大に有効活用しても、片道2時間半はかかる場所ですから。
ついでにでも写真を撮ってこなければもったいない、というわけで。
昨年末に行った時にはえりも岬まで足を伸ばしたりもしたくらい(日記は力尽きて書いていないけど)。
しかし今年は雪が少ない。
札幌でも雪まつりの雪像に使う雪を、山の方から掻き集めてきているという話があるほど。
雪かきが少なくて済むのは楽だけど、これは本当に信じられないくらい雪が少なすぎ。
日高地方も同じく。
年末に来た時よりもさらに雪が融けていて、もう春が来たのかと思うほど。
それでも海に注ぎ込む川はどこも半分以上凍っていて、白鳥がいたるところで鳴き交わしていた。
天気は良くて海に切り出した山の脇から朝陽が上がってくるのがきれいに見えたのは良かった。
雪原を走る馬の写真を、という願いは、叶いようもなかったけれど。
なんといっても雪がない。
牧場は見渡す限り枯れ草と干し草ばかり。
それにしても陸別の馬といい、日高のサラブレッドといい、馬は目がかわいくて好き。
寒風を堪え忍ぶこの子たちの誰かは、いずれ中央競馬場で新聞を賑わす名馬になるのかな?


新冠温泉「レ・コードの湯」

2007年01月20日 | 温泉・スパ・銭湯
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この町のとある人が趣味でレコードを収集していたら、それを知った人たちからどんどんレコードが送られてきて、博物館ができて「レコードの町」といういきさつのある新冠。
今でもレコード収集は続いており、100万枚をめざしているという。
そんな町の国道235沿い、道の駅「サラブレッドロード新冠」(レ・コード館併設)近くの道を山側に上っていてすぐにこの温泉がある。
温泉の出ない地域と言われていた日高地方で、なんとかおらが町にも温泉をと町ぐるみでポーリングをし、2000メートルも掘った所でようやく掘り当てたのが平成10年。
ホテルも建設されて、その大浴場としても使われている。
日帰り入浴、大人500円、子供250円。
日帰りの入浴営業時間は10:00~22:00。
レストランと喫茶あり。
海洋深層水のシャンプー&リンス、ボディソープと普通の石鹸がある。
タオルは販売のみ。
ドライヤーと綿棒も用意されている。
浴室は「和風」と「洋風」に別れていて、日によって男女が変わるらしい。
その他に家族風呂もあって、これは1時間2000円で借りられるというから、家族連れにはお得かも。

脱衣所は脱衣カゴの他に、コインロッカーもある。
脱衣所の一番奥、外の景色が見えるガラス張りの一角にはリクライニングシートとマッサージチェア(有料)が数台用意されていて、湯上がりの身体を休めることもできる。
浴室の中は、洗い場が20席ほどあり、外に向かって浴槽と大きな窓がある。
浴槽の作りは、洋風はタイル、和風は木という違いがあるようだ。
サウナは洋風風呂が遠赤外線ハーブサウナ、和風がハーブミストサウナ。
このハーブサウナは中温サウナなので、高温が苦手な私でも入れて、しかもハーブのいい香りが漂っていてすごく気持ちが良かった。
内風呂は寝湯、泡風呂、打たせ湯と、温泉。
泉質はナトリウム塩化物泉(アルカリ性低張性温泉)。
源泉が33℃と低めのため、加温・循環濾過式となっている。
内風呂の温泉の浴槽内にはブラックシリカ鉱石が沈めてあって、それだけでも温まりが違ってくるような気がする。
お湯に浸かればあっという間にお肌がぬるぬるとしてくる。
大きな窓から見える景色もバツグン。
丘の下に新冠の町が見え、その向こうは太平洋。
目の前は緩やかな丘陵で、牧場には馬がのんびりと草を食んでいる。
岩造りの露天風呂は、屋根こそあるものの、通常の露天風呂にあるはずの目隠しの柵がないため、とても開放感がある。
背後の建物を振り返らなければ、野ざらしの天然温泉に浸かっている気分になれる、かも?
目の前に柵や囲いがないというのがこんなに気持ちがいいとは思わなかった。

お休み処は、畳と机があって自由に休めるが、横になって眠れるという雰囲気ではない。
もともとホテルの一角だから当たり前かもしれないけど。
宴会場やカラオケルームなどは予約・別料金で借りられるらしい。
喫茶で大きな瓶に入ったホロシリ牛乳を飲むのもオツなもの。

最終訪問 2007年1月
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