ふわり・舞う・毎日

気持ちに余裕がないと、心の泉が枯れちゃうもんね。

ばんえい競馬

2007年12月23日 | 北海道だべさ!
せっかくの連休、どこに写真を撮りに行こう。
帯広の天気が良さそうということで、一度行ってみたいと思っていたばんえい競馬に行ってみることにした。

先々月部分開通した道東道のトマム~帯広間を初体験しつつ、着いた帯広は雪も風もなく、満月のきれいなマイナス11℃の夜だった。
それでも寝袋にくるまればエンジンを切ってもホカホカ。
朝、競馬場の門が開くと同時に中に入って、ウォーミングアップをしている馬たちや、競技場を整地する人たちの姿をまずカメラに収める。
第1レース出走時刻が近付いてくると、続々と車と人が集まってくる。
競馬新聞を片手にあれこれ悩んでいるのは、地元のおっちゃんオバちゃんたちといった感じの人たちだが、意外に家族連れや観光客の姿も多い。
ばんえい競馬は200メートルの直線コースを、足の太い力強い馬たちが鉄製のそりを引いて走る。
コースの途中には低めと高めの小山(障害)があり、そりに乗った騎手と馬とが力を合わせて障害を乗り越えてゴールを目指す。
その力強い馬のかっこいい姿を一度実際に見てみたいと思っていた。
けれどもこの北海道独自の競馬は年々来場者数が減って、2006年度限りで旭川、岩見沢、北見のばんえい競馬が廃止となり、帯広だけしか残っていない。
お昼前、第1レーススタート!
テレビで見るばんえいのイメージでは非常にのんびりしたペースで、カメラを向ける時間も十分にあるような気がしていたが、意外に早い。
もちろん軽種馬のレースのように一瞬にして通り過ぎるということはない。
馬と併走できるくらいの速さではある。
第2レースが終わったところでお昼を食べ、バックヤードツアー(無料)に参加。
競馬場内にある厩舎、騎手や調教師などの暮らす宿舎(大きな平屋の家の中に馬と人間が一緒に暮らしている。岩手の「南部曲がり家」を思い出したが、それとは少し配置が異なるようだ)の外観、ばん馬の練習場、コースの裏側などの話を聞きながら見せてもらうこ とができた。


↑レース場の裏側。戦いを終えた馬たちが厩舎へと帰っていく。


↑文字通りのレースの山場、第2障害。応援する側にも力が入る。

裏側も少しわかったところでまたレースの続きを観戦。
冬の陽の暮れるのは早くて、15時を過ぎると薄暗くなってくる。
と、コース横にあるイルミネーションに光が入った。
レースとレースの間には、子供たちが騎手と一緒に本物のコースに出て、実際のレースと同じ形式でばんえい競馬体験ができるちびっ子レースもあって、すごく楽しそう。
応援をするお母さん方からは「私が子供だったら自分がやってみたかった」という声も聞こえてくる。
確かに、私だってやらせてもらえるならやってみたかった。


↑サンタさんの格好をしているのは現役の騎手の人。子供はそりに座っている。

すっかり暗くなったところでメインレース。
「行けー!」「差せ!」「何やってるんだ!!」
競馬場らしい怒号も最高潮。
第2障害を越えようとする馬たちの鼻息が真っ白な煙のように見える。
メインレースが終わって一気に人が少なくなったところで、最終レース。
ほとんどの馬がゴールをした中、一頭の馬が第2障害とゴールとの間で立ち止まってしまった。
騎手が励ますがなかなか動かない。
コース横に残っていた10人足らずの観客の中から、「後少しだよ、頑張れ!」という掛け声がかかる。
「がんばれ、がんばれ!」
やがて馬が進み始めてゴールラインを越えきったところで、みんなから大きな拍手が起こった。
こんなほのぼのとしたレースが他にあるだろうか。
軽種馬とは全く違う迫力のばんえい競馬がすっかり好きになってしまった。
そうそう、せっかくだからと5レースほど馬券を買ってみました。
合計4000円賭けて、2000円弱の払い戻し、悪くないでしょ?

また来ようね、と話しながら帯広の町を後にした。

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