先だって予想していた通り、数日前から卵を産み始めたチョコ。
今回は立て続けに4つ産み、現在はスピーカーの巣にこもって抱卵中。
どうやら4つで打ち止めのようなので、しばらく好きにさせておいてある程度の時間が経ったら取り出してしまおう、と思っていた。
が、今回のチョコは、いつになく怠惰な温め方をする。
いい加減、自分が産んだものが永遠に孵らないということを悟ったのだろうか。
あるいはもう何度目という回数の中で、抱卵に飽きてしまったのか。
これまでは半日に一度くらい、まとめたフンをし、エサと水を摂るために自発的に出てきていた。
ところが今回はこちらが声をかけてやらないと出てこない。
その代わり呼びかけると、じつにアッサリと出てくる。
そして自分のケージでゆっくりと時間をかけてエサを食べ、そのあとさらにアトラのケージに入ってまた気の済むまでエサを食べ続ける。
ようやく食べ終わったかなと思うと、悠々と毛繕いを始める。
時には台所まで来て、コンロに落ちているコゲを啄ばもうとして私に怒られる。
そうしてたっぷりと外での時間を過ごしてから、仕方なさそうにスピーカーの巣に戻る。
昨日など、あまりにも長時間チョコが戻らないので、チョコのマネをしたがるアトラがいつの間にかスピーカーの巣に侵入してしまっていた。
「チョコが戻ったら怒られるよ」と声をかけようと巣のフタを開けると、アトラは羽を大きく広げてちゃっかり卵を温めている。
今まで(ケージで産んだ)自分の卵すら温めたことがなかったくせに。
これも本能のチカラなのか。
しかもフタを開けた私をいっちょ前に威嚇してくる。
アナタの卵じゃないでしょうが。
というより、アナタこそ侵入者ですけど?
思わず笑ってしまう。
アトラが出て行ったあと、ようやく戻ったチョコは、何も気付かないかのようにまた温めに入った。
そして夜。
寝る前には一度声をかけるようにしているので、イスの上に立ち上がってスピーカーの巣を見ようとしてびっくり。
巣のフタの外側、止まり木代わりにはさんでおいたダンボールの上に3個の卵が転がり出ているではないか。
おそらく身動きをした際にお尻で押し出してしまったものと思われる。
アトラに触れられたことで放棄した、わけではなさそうだ。
その証拠に、「アンタはいったい何を温めてるのさ」と言いつつ卵を巣に戻してやると、当たり前のようにお腹の下に隠した。
かくしてチョコは今日も、ただひたすら本能のチカラに従って巣にこもっている。
きっと本人の気持ちの中では、もうとっくに飽きているに違いない。
今回は立て続けに4つ産み、現在はスピーカーの巣にこもって抱卵中。
どうやら4つで打ち止めのようなので、しばらく好きにさせておいてある程度の時間が経ったら取り出してしまおう、と思っていた。
が、今回のチョコは、いつになく怠惰な温め方をする。
いい加減、自分が産んだものが永遠に孵らないということを悟ったのだろうか。
あるいはもう何度目という回数の中で、抱卵に飽きてしまったのか。
これまでは半日に一度くらい、まとめたフンをし、エサと水を摂るために自発的に出てきていた。
ところが今回はこちらが声をかけてやらないと出てこない。
その代わり呼びかけると、じつにアッサリと出てくる。
そして自分のケージでゆっくりと時間をかけてエサを食べ、そのあとさらにアトラのケージに入ってまた気の済むまでエサを食べ続ける。
ようやく食べ終わったかなと思うと、悠々と毛繕いを始める。
時には台所まで来て、コンロに落ちているコゲを啄ばもうとして私に怒られる。
そうしてたっぷりと外での時間を過ごしてから、仕方なさそうにスピーカーの巣に戻る。
昨日など、あまりにも長時間チョコが戻らないので、チョコのマネをしたがるアトラがいつの間にかスピーカーの巣に侵入してしまっていた。
「チョコが戻ったら怒られるよ」と声をかけようと巣のフタを開けると、アトラは羽を大きく広げてちゃっかり卵を温めている。
今まで(ケージで産んだ)自分の卵すら温めたことがなかったくせに。
これも本能のチカラなのか。
しかもフタを開けた私をいっちょ前に威嚇してくる。
アナタの卵じゃないでしょうが。
というより、アナタこそ侵入者ですけど?
思わず笑ってしまう。
アトラが出て行ったあと、ようやく戻ったチョコは、何も気付かないかのようにまた温めに入った。
そして夜。
寝る前には一度声をかけるようにしているので、イスの上に立ち上がってスピーカーの巣を見ようとしてびっくり。
巣のフタの外側、止まり木代わりにはさんでおいたダンボールの上に3個の卵が転がり出ているではないか。
おそらく身動きをした際にお尻で押し出してしまったものと思われる。
アトラに触れられたことで放棄した、わけではなさそうだ。
その証拠に、「アンタはいったい何を温めてるのさ」と言いつつ卵を巣に戻してやると、当たり前のようにお腹の下に隠した。
かくしてチョコは今日も、ただひたすら本能のチカラに従って巣にこもっている。
きっと本人の気持ちの中では、もうとっくに飽きているに違いない。