本日の山陰も結構天気が良くて晴れていました。
昼間は上着も要らず・・・シャツ一枚です。
おまけに花粉が酷いのにも関わらず・・・アトリエは暑いので窓全開です。
おかげさまで夕方くらいから鼻の調子がすこぶるよろしく無いですね。
少し前に頼まれていたデカールの方もいい加減になんとかしないとね〜
データは作っていただいておりますので印刷だけなんですけどね・・・アルプスプリンターが言うことを聞かなくて印刷しますとインクの繋ぎ目に線が入ってしまうんですね。
こうなったら印刷ヘッドの交換です・・・いつもの象のロケットに連絡をとりまして4〜5万くらいかかるらしい・・・(滝汗!!)
プリンターを入れ替えたら今度はドライバーももう一度入れてセッティングが必要でした。
古いPCには2つのソフトが入っていましてドライバーの入れ直しは不要だったのですが余計な手間ですよね(笑)
で・・・少し前からカッティングマシンの設定をしていたのを覚えていらっしゃいますかね〜??
これもまたPCを入れ替えた時に再セットしましたがこのカッティングマシンのカット圧と言うのが設定できなくなっていましてね・・・(この設定は本体側のスイッチで行っていました)
グラフテックさんの電話で相談しましたらドライバーの入れ替えでPC側で設定できるようになっていますと言うことでした。
あのスイッチは故障が多かったらしく本体側での調整に変更になったのかと想像します。
と言うのもデカール用紙の場合カッティングマシンの刃物が引っかかりますと捲れてしまって使い物にならなくなるんですね。
捲れない程度のカット圧に調整しています。
この数値はデカール用紙によって硬さが違うためにカット時に試してから再設定する方が良いですね。
下のデカールはテストの時に何度もカットしたものです。
よく見ますと文字が何度もカットされているのがわかりますね。
最初のはカット圧が低すぎて透明なニスの部分がカットできていないのです。
はっきり見えるものはカット圧を少し上げて調整したものです。
普通ならデカールに塗装したものをカットするのですが・・・
今回はカットしたものをお客様に塗っていただき使えるかどうかテストします。
と言うのもボディの一部を塗装しておき、そのカラーの文字を貼りたいらしいのですよね・・・
マスキングテープに文字をカットして貼って塗装をする方法もありますが貼り直しができるし位置の微妙な調整もやりやすいので塗ったクリアーデカールの方が良いかもしれません。
下はカットしたクリアーデカールです。
少しだけカットしたサンプルを使いましてお客様のご希望のターコイズグリーンに塗ってテストします。
塗料はクレオスのラッカーです。
下の写真はクリアーデカールをカットしてから塗装したものです。
問題になるのは一番小さな文字なんですね・・・大きな文字は比較的強度がありますからまだ楽なんです。
水に浸けますと数分でこの様にシワがよってきます。
これはクリアーデカールが吸水して伸びるからです。
ピンセットで余分な部分を取り除きます。
この文字の大きさですが・・・下のカッターマットの四角は一マスが1.0cmです。
実際に使う場合はこのままデカール用紙をボディの上に乗せてずらして貼り付けましょう。
ピンセットでつまみますとヨレてしまう事がありますからね。
このご依頼のデカール本日発送しましたので明日には到着するかな?
レターパックライトって土曜日も配達するんでしょうか??(笑)
ダメなら月曜の到着かも・・・。
今一番完成に近いのはALLEXです。
お客様ももう完成かな〜!?とお待ちでしょうから一期に完成させます。
ダイキャストのミニカーなので自ずと出来る事とできないことがあります。
まあできる範囲でバランスを取ったのがALLEXだったんですね。
今まで1/43のダイキャストは塗り直した事はなかった様な。
Studio_Rossoの木製のベース板に固定しました。
スペーサーはABS樹脂の丸棒から削り出しておきました。
ナンバープレートにはインセクトピンを使ったボルトを再現しておきました。
リアもこの通りです。
リアナンバープレートの左側は封印も再現しておきました・・・まあ良いか悪いのかは好みの問題もありますのでね。
この辺りは独断と偏見で勝手に行った事です。
そしてカバーを被せて梱包しました。
明日発送で月曜日に到着予定です・・・お客様には楽しんでいただければ良いですね。
スポーツカーや高級車ばかり制作する訳ではありません。
この車・・・多分お客様にとっては大事な相棒だったのではないかと思うのです。
私も今まで乗っていた車全てを再現する・・・と言うのが模型が好きになった理由だったんです(笑)
変わってますよね〜私!!