本日の山陰は朝のうちは少し雲が有りましたがお昼前からは久々に青い空が見えてきまして・・・
日の当たるところや車の中ではかなり暖かだったですね〜。
室内にいますとやはり足元は少し寒いです。
本日はお休みですが・・・少しゆっくり目に出勤しまして・・・広瀬町のパン屋さんまでドライブです。
何をしに行ったのかと言いますと、パンの耳を買いに行ったんです。
中庭に雀の餌台がありましてそのための餌になるのです。
パンの耳って美味しいのをご存知でしょうか?(少なくとも私は好きなんですけどね・・・)
買って来たパンの耳ですが厚くて美味しそうな部分は、まず私の食糧になります(笑)
薄い部分は細かく切って少しずつ雀にやりますが当方ではスズちゃんとかスズオとか言って可愛がっています。
最近スズメも数が少なくなっていまして自宅付近ではほとんど見ません。
アトリエのある所は田舎なのでそれでもスズメを見ますけど・・・
お客様が餌場に集まるスズメをご覧になって喜んでくださいますのでお店がオープンしてからず〜っと続けています。
中にはジョウビタキやメジロも混じって餌を食べていますのでなかなか可愛いですよ。
周囲も広いのでご近所の方にご迷惑はかかっていないと思います(笑)
で・・・今日も本業開始です。
晴れていますしお休みなので除雪はありませんし・・・あ〜そう言えばお休み明けから隣のギャラリーの展示が変わりますので「長机を片付けてね」って言う指示が出ていましたね・・・明日は雨が降るらしいので今日中にやっておかなければ・・・すっかり忘れていました。
やっと本業です、複雑なBRABUSのルーフの開封ギミックを忘れないうちに集中制作をしまして完成させようかと思います。
いや〜複雑な開閉のギミックは大変なことがつくづくわかりますね〜。
今までにも結構大変なものは有りましたが・・・今回のは一番難しいですね。
開閉ギミックもですが全体の組み立て順も加味して考えなければならないのでイヤイヤ・・・大変なんです。
と・・・愚痴はこれくらいにして完成に向かって一直線に進みたいですね。
まずは簡単な仕事から・・・フロアに完成したばかりのシートを取り付けました。
色具合や雰囲気はバッチリかと思います。
続いてまだ塗装が終わっていない部品があります。
ダイキャストの部品は全て下地処理からの塗装になりますので全て塗りましたが、素材がプラスチックの部品はちょっと難しいのでよく考えてから実行します。
プラモデルを作り慣れている方はプラスチック部品の塗装が大変なのかよくわからないんじゃないかな?
このミニカーはミニチャンプス製ですが製造は中国なんです。
シャーシにメイドインチャイナと刻んでありますから(これは大変親切なことなんです)
このメイドインチャイナですが「プラスチック部品を取り扱う時には気をつけなさいよ」と言う言葉と同意語なんですね。
質が安定してないのでラッカーシンナーで拭いただけ(もちろんプラモデル用のクレオス製です)で曇ってしまったり、コンパウンドをかけて磨くと蜘蛛の巣のような細かなひび割れが見えたりするのです。
まずはフロントウインドウです。
フロントウインドウはフロントのウインドウの枠(Aピラー部分)と一体で作られていますので周囲の部分はボディカラーで塗られていますが中央部分はウインドウなので透明のままになっています。
ウインドウガラスの周囲の黒い接着部分(実車のウインドウの)は裏からブラックで塗られれいる感じ、ボディと同色の部分は表からブラックを塗られています。
まず透明のガラスを磨きます。
角の方でコンパウンドの影響が出ないか調べてから裏表とも全体を磨きます。
今回使ったのは少し前に閉店した「とらや」さんから譲っていただいた田宮製の仕上げコンパウンドです。
窓ガラスを磨いて綺麗にしたら今度はマスキングです。
裏は全面マスキング、表側はボディカラーの部分だけ塗りたいのでガラス面になる部分だけマスキングです。
他にもプラスチック部品には問題がいっぱいです。
次はテールランプです。
ミニカーは透明部品のレンズに裏側からクリアーレッドで塗られてその上にシルバーを塗ってあるようです。
多分ですが・・・随分前に作られたミニカーなので綿棒にクレオスのシンナーをつけて拭いたくらいではシルバーの塗料もびくともしませんでした。
普通ならシンナーに浸けて剥がす所ですが・・・この透明なプラスチックがシンナーに耐えられるのか・・・調べてからでないとシンナーに浸けてしまうわけにわゆかないのです。
余分な部分にシンナーをつけてみますと・・・クレオスのシンナーなら溶けずに耐えられるようです。
それでも塗料が全部溶けるまでには時間がかかりますのでその時間の間耐えられるのかどうか・・・多少不安は残りますが浸けました。
私はシンナーに浸けて塗装を剥がす場合この様にビニール袋に入れてシンナーを入れておきます。
瓶やカップを使うよりもシンナーの量が少なくて済むことやビニール袋の口を縛っておけばシンナーが蒸発してしまうこともないのです。
不必要にシンナーをたくさん使うのは勿体無いですからね〜(笑)
シンナーにつけて1時間おきに古歯ブラシで擦りますがなかなか全部塗料が溶けてくれませんでした。
結局シンナーにつけてから24時間かかってやっと綺麗になりました、しかも透明プラスチックもよく耐えてくれました。
マスキングして塗ります。
なぜ塗り直しなのかと言いますと実車はこんな感じのテールランプなのです。
赤一色ではありませんウインカーはオレンジ、中央側に少し白っぽく見えるのはバックランプですね。
しかもウインカーとバックランプの部分だけご丁寧にスモークで塗られています。
頭の中ではもう塗装プランができていますが・・・何度マスキングして何度塗れば良いのか・・・(笑)
結構複雑な塗装になりそうですね。
で・・・とりあえずマスキングです。
中国での組み立てを考えて左右が一体になっているのです・・・。
下の方は見えないのでマスキングまでしなくても良いかもしれませんが、もとよりこの様にマスキングされていましたので・・・同じ様にやっておきます。
テールランプの塗装は結局何度マスキングをしたのかわからないくらい・・・(笑)
最終的にウレタンクリアーを塗りまして、仕上げです。
シンナーには侵されないと言っても艶は無くなってしまいましたので・・・レンズらしい艶は回復しておかないといけませんからね。
続いてまたコクピットの方になります。
ステアリングハンドルですが上部と下部にホワイトカーボンがあしらわれている特殊なステアンリングになります。
ドアの内装に貼ったデカールを利用して仕上げてみました。
が・・・ステアリングの中央のスリーポインテッドスターのエンブレムが塗装で消えてしまいました(滝汗!)
今まで色々なエッチングを作ったのですが・・・
メルセデスベンツのスリーポインテッドスターのエッチングは・・・そう沢山作っていないのです。
で・・・かなりあちこち探しました(笑)
昔・・・多分オートモデリG Tさんで買ったタメオのエッチングの中にちょうど良い大きさのエッチングを発見しました。
う〜ん、F-1のモデルが多いタメオさんがメルセデスベンツのモデルを作っていたイメージがないのですが・・・
エッチングは作っているんですね。
何故でしょう??・・・全くわかりません。
でも大きさはジャストフィットですね。
ステアリング中央のエンブレムにはね・・・大きすぎても変だし小さすぎても不自然・・・難しい所ですね。
続いてシフトレバーです。
このシフトレバーですが・・・素材がちょっといやらしいですね〜。
軟質のプラスチックなんです。
グニャグニャで・・・ウレタンクリアーをコーティングできるのかしら??って感じなんです。
ウレタンクリアーを塗ってからフラットブラックを塗ってなんとかシフトレバーの完成ですね。
完成したシフトレバーをコンソールの所定の位置に接着します。
何にも違和感がないですね〜。
明日もお休みなのでこのまま完成に持ち込みたいですね。
後、3日くらいはかかるかもしれませんが・・・(笑)