Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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リアウイングの加工

2023-06-08 21:12:06 | TOMMY KAIRA M30 1号車

本日の山陰は午後から雨という予報が出ていまして、私もそのつもりで準備していたんですよ。
まずは、サラリーマン時代に同じ会社に勤めていた人が亡くなってしまいました。
年齢は71歳・・・私の父ほどは若くないですが、今の寿命を考えますと少し早いかな〜って感じです。
私がまだ学生の時にはすでに元会社にお勤めでして私がその会社に入社した時には大先輩でしたね。
ちょっとチャラッとした外感だったけど言うことは結構真面目だった・・・
確か私の息子も家内が一時期会社の手伝いをしている時に遊んでもらっていた筈なので覚えているかな〜!?

私が営業所の所長になってからは同じ営業所長という立場でいろいろお話もしました。
数年前に体調を崩されて退社されたというのは聞いていたんですけどね〜。
時々バス停でバスを待っておられる姿を見たことがありましたが・・・
家族葬ということで葬儀の予定が全く分からず・・・今朝、出勤前にご自宅を訪ねましたがお留守の上葬儀の告知看板も全く出ていませんでした。
仕方がないので市内の葬儀場に全て電話をしましてこの方の葬儀が入っていないか尋ねましたら幸いにもスケジュールが判明しましたがどうしても抜けられない時間だったのでこれで十分かどうかはわかりませんが・・・できるだけの事を・・・と思いまして本日葬儀場の事務所にお供えを届けておきました。
最近多いんですよね〜葬儀が・・・
先日の親戚の葬儀や、いつも来てくださるゲートボールの好きな一人暮らしのお婆さんが亡くなっていたのが判明したり・・・ね。

帰ってきたら今度はラッキョウ掘りです。
と言うのも今年は何故か出来が良くて家内はもう要らないと言っているのですが・・・余らせても仕方がないので親戚の方にプレゼントをすることにしました。
まあラッキョウの場合は好きな人しか食べないので・・・プレゼントしても迷惑になってしまう恐れがありますから慎重にお尋ねしてからプレゼントをすることにしています。
ラッキョウを掘っていたら今度は昼から降る予定の雨が降ってきました。
あ〜もうしょうがないな〜と思いながら一応予定の部分まで掘っておきました。

その後結構雨が強く降ってきましたので外仕事はこれで終了としまして、今度は本業を開始します。
まず先日まで修理していたメイクアップアイドロンの1/43フェラーリF40GTEの修理です。
ボディカラーを塗りましたので今度はウレタンクリアーを塗ります。
筋彫りやプレスラインのような角がある部分を基準にしてマスキングをします。
平面の何もない部分で塗り分ける場合はマスキングテープを円柱状に丸めたものを貼っておきましてここでボカシ塗りをします。

実はここまでリアウインドウは外していなかったのですがミストがついて汚しますと困りますからリアウインドウを外しました。

そして、見えにくいですがウレタンクリアーを塗りました。
あまり厚く塗りますと磨き合わせるのが大変ですのでなるべく薄く塗ります。

ウレタンクリアーが硬化しないうちにマスキングテープを全て剥がします。

と言うのも硬化完了するまでマスキングテープを貼っておきますとウレタンクリアーの角が立ってしまうので研磨作業が困難になるのです。

ウレタンクリアーを塗った部分ですが・・・ぼかしたのでリアウインドウの中央後ろ側の部分が白っぽくなっていますがこれは予定通りです。

白くなった部分ですがバフレックスの3000番をピンセットで摘んでおきまして部分的に研磨します。

続いて3Mのエブリワンというコンパウンドで研磨しています。

あくまでも部分的な研磨になりますから綿棒にコンパウンドをつけての作業になります。

続いてハード1で研磨してからウルトラフィニッシュを使いました。
ボディの仕上げはこれで十分ですね。

次はリアウイングを取り付けたいのですがボディの収縮によって(ウイングはメタル製で収縮しないのです)相対的にウイングの幅が長すぎるのです。
下の写真でどれくらい長すぎるのかわかりますかね〜??
まあ誤差もありますがウイングのステーの厚み分くらい違いますね〜。

ウイングステーの厚みが約1mmとしますと左右で0.5mmずつ削らなければなりません。
片側で1mm削りますと左右のバランスが狂ってしまいますから片側0.5mmになるようにマスキングテープを貼って調整しています

削ったウイングの中央裏側にステーを取り付けました。

そして外れた部品を全て取り付けました。
いかがでしょう?

折れていたウイングステーですが・・・もう折れていたことは全く分からないと思います。

ベース板を元に戻しまして修理完了ですね。
これでお客様は満足してくださるかな〜??

そしてM30のリアウイングです。
形状的にはM30の純正スポイラーによく似た形状なのですが・・・少しづつ違うのです。

ウイングの湾曲の度合いが違っていましてもう少し真っ直ぐなのでプラの角棒を前側に接着しています。

この後削って仕上げます。

接着したスポイラーの前側ですが自然な直線ラインになるように成形をしておきましょう。

そしてパテを盛ってみました
どうしてもプラ板だけでは継ぎ目ができてしまうのでね・・・しかもパテが硬化するまでは触れないので・・・修理が多くなってしまいます。

で・・・何故これ以上進めないのかと言いますと資料写真でウイングの両端前側に何やら膨らみのある形状を見つけてしまったのです。
想像ではフラップの上下を司るモーターが仕込まれているのではないかと想像してるのですが・・・

明日はサムライか!?G400dかな!?


ホイールの仕上げ

2023-06-07 21:12:20 | TOMMY KAIRA M30 1号車

本日の山陰はかなり天気がよかったですね〜。
朝から青い空が見えましてこんな日が定休日に当たるなんてラッキーな1日でした。
昨日は中庭と隣の畑の草を刈りました・・・
今日は中庭の芝刈と隣の畑の耕運作業がメインだったのですが・・・
本当は追加でT村さんのM30のリアウイングの形状を確認しに行きたかったのですがT村さんは忙しい方なのでして・・・今夜は東京に居られるらしいのです。
ホイールが目処がついたので次はリアウイングなんですよ。
連絡を入れたんですが・・・どうやらタイミングが合わなかったらしいので、次のタイミングを計ります(笑)
形状を確認しないとね次に進めないのですよ。

昨日シルバーを塗ったホイールディスクですが今日はまずウレタンクリアーを塗っておきました。
ウレタンクリアーなら乾燥機を使いますと数時間で次の作業に移ることができます・・・でもその作業内容にもよりますが・・・。

磨いたピアスボルトのつく部分を接着しました。
この時点では見た目がどうなのか・・・全くわからないですけどね〜。
穴を開けたリングが1個だけ余っているのは予備なんで仕方がないかな!?

一番出来の良い4本のホイールを選びまして、センターキャップを接着しました。
勿論ですがセンターキャップも一番出来の良いものを4本選んでおります。

ピアスボルトの穴を貫通させています。
洋白の穴あきリングはすでに接着していますのでピンバイスで0.4mmの穴を貫通させます。

あまり見栄えが変わらない写真ですけど・・・よく見て頂けるとわかりますが・・・ピアスボルトを再現する為のインセクトピンが刺されているのがわかりますかね〜??

取り敢えず・・・タイヤに組み込んでみました。
ホイールのインナー側はまだ付いて無いので完璧ではないですけどね!?
雰囲気だけはわかって頂けるかな〜??

明日はウイングの成形をしようかな・・・
まあ途中になりますがね。
実車にはウイングロボが付いているんですがこれがまたM30では特殊装備になりますからもう一度確認したかったのですよね。
取り敢えずわかる部分まで進めておきまして次は実車の確認ができてから・・・ということになりそうですね。


ホイールの部品を作ります

2023-06-06 22:13:20 | TOMMY KAIRA M30 1号車

本日の山陰は、午前中は少し雨がパラパラ落ちてきまして道路はぎりぎり濡れた感じでしたね。
その後は天気が回復しまして午後からは晴れて良い天気でしたよ。

下の写真は本日帰宅時の能義平野です・・・美しい夕日ですね〜。
仕事で疲れて帰る時にこの風景を見ますと何だか嬉しいんですよね〜。

で・・・定休日に何の仕事をしていたのかと言いますと
今日は朝から中庭の草刈をしていました。
続いて隣の畑の草刈りも・・・ついでにね。

2週間ほど前だったか・・・
ご近所の奥さんが隣の畑の倉庫に誰かが来て荷物を運んでいたよって教えていただきました。
その後倉庫の中を見ましたら・・・耕運機が無くなっていました。
てっきり相続が決まって耕運機を処分されたと思っていました。
昨日も何かトラックが来まして作業をされていましたのでまた片付けだな〜と思っていました。
まあ他人の倉庫なので何がどうでも私には関係ないので・・・(笑)
今日は草刈をしていたら扉が少し開いていまして中が見えました。
耕運機が帰ってきていました。
何だったんでしょうね・・・そういえば中は少しも荷物が減っていなかったのです・・・。
耕運機が出て行って帰ってきただけ・・・修理だったのかな〜??
確かにエンジンがかかりにくくなっていたのは知っていましたが・・・。

その後少し本業開始です。
多少お話が前後してしまうのでご容赦を・・・
タイヤとホイールの部品にサフを入れています。

その後・・・洋白板を5枚重ねてハンダつけします。
というのもホイールのピアスボルトがつく部分を作りたかったんです。

ハンダ付けをした洋白板を旋盤で丸く加工したかったので加工用の治具を作らなければなりません。
真鍮の丸棒を使って治具を作ります。

治具に洋白板をハンダつけしまして固定します。

流石に旋盤で加工する場合接着剤では強度的に無理なんです、やっぱりハンダ付けじゃないとね〜。

下の写真・・・わかりますかね〜??
ハンダつけした真鍮板ごと旋盤にかけて削っています。
この状態でもハンダ付けした洋白板は治具についたままなんです。

続いて・・・
フライスと割り出し円テーブルを使ってピアスボルトの穴を開けました。
確か実車の写真を見ますと36有ったような気がしますが37だったかな〜!?・・・とにかく実車と同じ数だけ穴を開けました。

穴開け完了です(笑)

ハンダゴテを当ててハンダを溶かしましてバラバラに分解します。
そして他の板に瞬間接着剤で固定しましてバフ掛けしてピカピカに磨きます。

続いてホイールのディスクにシルバーを塗ります。
そうですセンターキャップも忘れないように同じシルバーを塗っておきましょう。

本日は草刈りがかなり忙しかったので本業はここで時間となってしまいました。
明日ももう少しM30を進めます。


今日も忙しかったですよ〜。

2023-06-05 22:06:10 | TOMMY KAIRA M30 1号車

本日の山陰も天気がよかったですね。
天気予報では最高気温は30〜31度らしいのです。

30度と言いますと真夏の気温ですね〜。

私の子供の頃ですと25度も有れば「外で遊ばないように」と言われていた様な気がしますが・・・
子供の頃の記憶はN白君のブログにお任せしましょう(笑)

本人に了解が取れないのでアドレスは書きませんが・・・
見てみたいぞ〜と言う人は個別にメールをください(笑)

本日の厨房係も忙しかったですね〜。
ただ平日なのでお客様はサッと来られてサッとお帰りになられます。

ティータイムも比較的短時間で御帰りになるのはやはり平日だからですかね〜。

で・・・今日はM30の制作です。
少し違うのは同じ作業は他の制作品を作るときに同時に進めていた部分もありますので全てが本日の作業ではありません事を先に書いておきます。

前回はシリコン型を作ったところまでご紹介しておきましたね。
タイヤの原型をシリコン型を取り出しました。

コチラはホイールのディッシュ部分のシリコン型を分解しました。
ここで少し間違いがあったのは・・・なかなか取り出しが難しかった事ですね。
スポーク部分のシリコンをカットするのが難しかったんです。
変な部分でカットしますと複製した部品の出来が良くなかったりしますからね〜。

原型を取り出したシリコン型はこんな感じです。
多少、埃が混じっていますが・・・
まあ結構綺麗に出来ている様に見えますね。

・・・ということでレジンを流しています。
これをしないと次の工程に移れません。

タイヤの部分は容量が大きいので気泡が多くなります。
気泡が多いと何度もやり直しをしなければなりませんね〜。

でも・・・
ホイールディッシュを取り出そうとしますと・・・シリコン型が不十分だったのでバラバラに割れてしまいました・・・とさ。
シリコン型を少しカットしましてスムーズに脱型出来る様にしておきました。

タイヤの方はこんな感じで気泡が入っちゃうんですよね〜
これじゃあ左側は使えません。
2個同時に作れるシリコン型なので2回キャストしたら大丈夫だったんですけどね。
1回のキャストで1個しか作れませんから4回のキャストが必要になってしまいました・・・。

下の写真には2セットしか写っていませんがやっと一台分キャストで来ましたよ。
まあこれで良いのかどうか・・・なかなか判断が難しいのですけどね。

レジンキャストを行った部品ですがシリコン型にシリコンがついていますのでレジンウォッシュを使って脱脂しておきました。

続きまして・・・
センターキャプをキャストしておきました。

明日はお休みなんですけど・・・中庭の草刈をしたいかな〜。

出来ればだけどね〜。


キャストの準備です

2023-05-13 20:58:57 | TOMMY KAIRA M30 1号車

本日の山陰はお天気が下り坂でして今日から曇りのち雨降水確率は60%だったかな??
でも朝の出勤時にはまだ曇りでして・・・これなら長すぎた薪が切れます。

変な表現ですが「せっかく静岡のホビーショーに行きたいのを我慢したんで・・・」せめて薪割りくらいはホビーショーの終わるまでに終えたいのですよ(笑)
でも薪割りは天気の事もありますからね・・・私の頑張りだけでは終わりません。

天気予報では今日の降水確率はかなり高かったので出勤した時点で雨が降っていなかったのはやっぱり運が良かったですね。

早速、チェーソーを使ってほんの少し長すぎた薪をカットしました。
20分もかかったかな〜。

でもその後雨がパラパラと落ちてきまして・・・切った薪をガレージの中に運んでから薪割りを開始します。
薪を割って全て薪小屋に運んで積んでおきました。
これ位有りますと11月終わりくらいから4月終わりくらいまで薪ストーブで暖かく過ごせます。
多少不足したらガレージの中にも余分を積んでいますから多分余裕で来春までは過ごす事ができます。

薪用の丸太が置いてあった所はこの通りに綺麗になりました。
アスファルトの上に散らばったチェーンソーの切りカスは竹箒で掃除しまして・・・草の中に散らばったもう少し大きめの木屑はアメリカンレーキで集めて堆肥置き場に積んでおきました。
これでまたカブトムシの幼虫さんが喜ぶでしょう・・・多分ね。

で・・・お昼の厨房係はありがたいことに程々に忙しかったです。
お昼の厨房係の時にお客様から電話をいただいたんですが、残念ながら出られませんでした(笑)
後でご連絡を入れておいたのは言うまでも有りません。

実はこのお電話をいただいたお客様は少し前に1/18のケンメリ4ドア1/18のモデルを作って差し上げたお客様でした。



もっと書きますと・・・
このお客様昨日アトリエに来られました。
実はこのスカイラインですが、もうこのままの形状では有りません。
手が滑って屋根から床に落下したらしいのです。
ピラーが6本とも折れてしまいオープンカーになってしまいました(滝汗)
このミニカーの修理の相談でいらっしゃったんです。

流石にこうなってしまいますと・・・
元通りにするのは至難の業です。
一応直すことは出来るのですが将来的なクラックとか全塗装が必要になりますのでその費用の問題とかは・・・直し方にもよりますが、かなり掛かりますよと言うしか有りません。

その後本業ですな〜。
せっかく静岡を我慢したんで・・・どんどん進めたい所です(笑)
ホイルのキャストを進めます。
いつもの様にシリコン型を作ります。

そしてホイールの内側の部分を旋盤で仕上げてゆきます。
ここは塗装で仕上げますので軽くペーパー仕上げで仕上げます。

アルミの外側のリムもタイヤにはめて確認作業中です。
実車の写真では艶のないアルミ色なので寸法さえよければ目の細かなスチールウールで磨いてから仕上げとしましょう。

シリコン型の製作はその日の一番最後の仕事です。
と言うのもシリコンが手につきますと見えないし・・・後で塗装の時に酷い目に遭いますからね〜(笑)

今日の作業の間に実はヒノサムライも進めています。
明日は続いてヒノサムライを更新します・・・多分ね。
その後はG400dに戻ります。
最近G400dを進めていなかったですからね〜。