Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

今日は大晦日です・・・少し早めの更新です!

2023-12-31 20:13:50 | 1/43 Ferrari 330P4

本日の山陰は一日中雨の天気でした、心持ち昨日よりも寒い様な気がします。
アトリエでも足元がちょっと寒いような気がします。
本日の中庭ですが・・・芝もすっかり枯れてしまい黄色くなっていますそして雨に濡れて寒そうですね〜。

作った床板を重ねて補強したシャーシをボディの下側に入れてみます。
もう少し削り合わせは必要みたいですがきちんと収まっています。
これで治具に固定する準備ができましたよ。

上側から見ますとこんな感じになります・・・。
でもまだまだ問題があります、このフルディティールのミニカーの場合展示ベースに止めたり治具に取り付けるためにビスをどこに開ければ良いのか検討しなければなりません。
できればカウルを外した場合にできるだけ見えない部分に取り付けるのが理想なんです。
でも強度とか場所とかの問題がありますからね〜。
しかもミニカーが回らないように2箇所ビスが必要なのです。

フィーリング43のキットではこの通りビス穴の指定場所はありません・・・(汗!)
しかもこのキットではボディとシャーシの固定方法さえ考えられていません・・・多分安直に接着なんだろうと思います。
でも治具に止めたり展示ベースに止めたりするのに接着という方法はあり得ないので・・・(笑)

コクピットの内側にはシートの部分にこのような部品が準備されています。
この部分は鋼管スペースフレームにアルミ板を貼ってシートの周囲のクッションを再現した部分になりますがこの中央部分にはシートの部品が取り付けられる予定なのです。
ミニカーを固定する後ろ側のビスはこの部分につけるしか方法がない・・・エンジンでは強度不足で難しい構造なんです。

上の部品ですがシャーシに浸けますとこんな感じです。
見た感じどこにもビスが付きそうにないように見えますがこの凹みにシートの部品が付きますから中央の後ろ側には少し寸法的な余裕があるように見えます。

ボディがかぶさりますと・・・
もし後ろ側のビスがシート後部でよければ前側は何処にしましょうか?
普通ならコクピット前側の平らな部分が良さそうですが、フロントのカウルを脱着式にした場合この部分にはラジエターとオイルクーラーが取り付けられるはずです。それに伴い配管や電気系のコードは配線されますが意外と床の部分は見えてしまいそうなのでここには取り付けられないような気がします。
前側の止めビスはコクピット前側の足元の方が見えにくいかと・・・

もう一つ問題なのは・・・コクピットのシート部分の部品ですが。サイドシルの上側に三角形の部分がありますね。
その下側に大きな隙間があるのです・・・
多分、この部分にはサイドシルの上側にカーペットのようなクッションの部品が付くと理解していますが・・・実車ではこの部分は鋼管スペースフレームにレザー(確かブラックだったような気がします)のカバーが取り付けられたような構造だったはずなのでこの構造では後でドアが開閉することから隙間が目立ってしまうだろうと心配します。

なので・・・先にサイドシルにマスキングテープを貼ってパテを盛りました。
パテが固まったらマスキングテープのおかげでパリッと外れるのではないかと・・・
よくご覧頂きますと中央部の仕切りの一番後側が裏から少し削られて取り付け用のビスの逃げになっているのがわかりますかね〜?
もちろんシートの裏側も少し削らなければなりませんが・・・これで取り付け用のビス問題は解決かな??

今日は大晦日・・・
今年一年当ブログにご訪問いただき誠にありがとうございました。
皆様のご愛読に感謝いたします。

新年も明日から・・・ほんのちょっとだけかもしれませんが始動します(笑)

どなた様も良いお年をお迎えください。


床板の補強

2023-12-30 23:15:39 | 1/43 Ferrari 330P4

本日の山陰は曇り時々晴れの天気です。
まあ12月なので一日中快晴という様な天気にはならないんですよ・・・山陰はね。
でも今日は比較的暖かでしたから・・・12月としては異例なくらい暖かでした。
そんな年末の午前中は町内会の仕事です。
地元神社の掃除と飾り付けでした。
余分だったのは木を切って欲しいという事でチェーンソーを取りにガレージまで帰った事ですかね。
最初からわかっていたら昨日持って帰っていたのですが・・・
予定していた電動のノコギリのバッテリーの電気が足らなかったらしく・・・途中で止まってしまいました。
まあ予定通りカットできましたから町内会の仕事としてはOKなんですけどね。

お昼にはアトリエの方に戻りまして昼食を取ってから本業にかかります。
昨日の最後の部分で左右が変だった部分を再び検証します。
下の写真ではリアカウルが少し手前にずれていますがホイールとの関係は良さそうなんですよね、でも反対側は後ろに下がっている様にしか見えません。

リアカウルを外して上から見ますと・・・
サイドシルからタイヤまでは同じ距離感に見えます。

カウルのホイールアーチを測ってみますと
基準は前側の上下分割線の高さで測ります。
この高さですと・・・17mm

左側は17.5mm・・・
たかが0.5mmですが大きいということはその寸法の違いで右側後輪が後ろに寄っている様に見える可能性がありますね。
つまり右側よりも左側の方がホイールアーチが前後に長い可能性があるのです。
だったらホイールアーチを削ればいいと思うでしょ?
実はそう簡単にはゆかないかも・・・

というのもこのホイールアーチの後ろにはスリットのエッチングを接着しなければならないのですホイールアーチの後ろ側を削れば確かに同じ様に見えるかもしれませんがスリットのエッチングの取り付け位置も後ろにずらす必要があるかもしれませんね。

確認で左右の上下分割部分の寸法も測ってみますが・・・どちらも7mm。

う〜んやっぱりホイールアーチの大きさが違うのが原因の様ですね。

実はもう一つ問題がありました・・・
このP4の床板ですが厚みが1mmほどのホワイトメタルの部品なのですが・・・これが結構柔らかくてクニャクニャしているのです。
仮組みがかなりやり難いのです・・・
変だな〜と思いながらもブログを書いているときにインストを確認したいことがありまして自宅にあった同じキットを開けてみました・・・
下の写真で気がつかれました?

床板の部品の色なのです・・・私の自宅にあるキットはこの床板が真鍮ロストワックスでできているのです。
つまり最初はこの真鍮ロストワックスだったけど途中でホワイトメタルに変わったという事なのではないかと・・・組み易さかそれともコストダウンか・・・よくわかりませんが部品の素材が変わっていることは確かですね。

これだとやはり仮組みには治具を作らないとどこが狂っているのかよくわからないのです。
で・・・治具を作るにはもう一つ問題があります。
床板がサイドステップよりも上側に上がっているのです。
まあステップを作り直した影響もあるかもしれませんが・・・。

シャーシの厚みを増して調整してやる必要があるのです。

この床板の下側には1枚のエッチングを貼る様になっていますが・・・それはあまりにも薄くてこんな具合です。
指で摘んでいますが・・・見えますかね〜??

これではあまりにも薄いので

ホワイトメタルの板をロールで潰して1.0mmのホワイトメタルの板を作りました。
下の写真では1.5mmなのでもう少し潰します(笑)

で切り出したのが下側の板です。

上側はエッチング板ですね・・・メタルの板をカットするときに型紙にしました。

エッチング板のようにリベット表現は難しいですけどね・・・

ホワイトメタルならではの加工をします。
刻印を使って文字を刻みました。
そして削り合わせています・・・上の板と重なった部分はまだ綺麗に削られていませんけど・・・
小ビス4本でシャーシに取り付けました。
少しはそれらしく見えてきましたね。

今夜は親戚を集めての忘年会なのでこの後準備です。
続きは明日です・・・治具まで作れると良いですけどね〜。


本日は大掃除をしました

2023-12-29 21:09:44 | 1/43 Ferrari 330P4

本日の山陰も曇り時々晴れの天気でした。
曇りと言うには晴れ間もありまして・・・晴れと言うには雲も多くてね・・・。
なかなか表現が難しいのです。

そんな天気だったので今日は午前中Cafeの方の大掃除をしました。
Cafeはお客様をおもてなしする空間ですから掃除はきちんとしなければなりません。
綺麗で気分を害されるお客様は一人もいらっしゃいませんからね〜。

まずは天井付近の「煤払い」からですね
特に角の部分とかが怪しいのです(笑)

当店の天井は梁を見せるように作っていますので梁の上には当然ながら埃が溜まりますから掃除をしなければなりません。
自宅で使っている娘のダイソンを借りてきまして梁の上に溜まった埃を掃除しました。

梁の上から見ますと・・・下界はこんな感じです。
意外と高く見えてしまいますが私も高いところはあまり得意ではありません。

そして・・・今日も本業を始めます。
研磨して艶消しクリアーを塗った飛行機のベース板ですが甲板のジオラマベースを取り付けました。
なかなか格好が良いかと思います。
しかしまだ納品には時間がかかります、と言うのも今日アクリルのカバーを注文したのですよ。
当然ですがカバーが完成するのは年明けかな〜。

続いて330P4ですが・・・
シャーシの曲がりを修正するためには長さを縮めるのか伸ばすのか・・・なかなか悩ましいところなのです。
なのでエンジンとシャーシを組み立ててリアのドライブシャフトの位置で決めようかと思いました。
ミッションの所定の位置にドライブシャフトがわりの真鍮線を取り付けて・・・

その為にはホイールとタイヤを準備しなければなりません。
ホイールやタイヤをそのまま使うかどうかの判断も必要になりますね。

でも取り敢えずキットのまま部品を使って仮組みです。
う〜ん・・・・。

何度も仮組みをしますが・・・
変なのです。
左サイドから見ますと・・・まあこんな感じかな〜って感じです。

反対側・・・つまり右側ですね。
こちらから見ますと少しタイヤが後ろにずれている様に見えます・・・
何度も何度も仮組みをやり直しまして・・・上からドライブシャフトの向きを確認しますが・・・いい感じに見えるのです。

ではなぜ!?

どうやら性悪な組み立てをするのに専用の治具を作らないとダメみたいですね。
今回のズレもシャーシやボディの両方が寸法がおかしい様なのですよ。
まあ詳細は明日疲れていない目で確認してご報告ということにします。

明日は午前中は町内会の仕事でアトリエを留守にします。
午後には多分出れると思いますが・・・明日は広島からY田さんが来られる予定なんですが・・・時間がうまく合うといいのですが・・・。


エンジンルームのフレーム・・・難しいです!!(笑)

2023-12-28 20:06:09 | 1/43 Ferrari 330P4

本日の山陰は曇り時々晴れ・・・晴れている時間はほんの少しでしたけどね。

今日はお休みなんですが少し早めに起床しまして母を鳥取大学病院まで連れて行ってきました。
まだ初診なのでいきなり検査はなかったんですが・・・後2回行かなければならないことが決定しました。

アレコレあったんですがお昼にやっとお店まで戻ってきましてここからはいつものパターンです。
お昼ご飯を食べたら本業です。

う〜んこのパーツ本当に引っかかるんですよ。
裏にこんな取り付け部分が付いているのはまあ許すとして、ボディ外観から見たときに実車についてない部分が付いていると言うのは嫌なんですよね。
このあたりの構造を基本的にやり直さないとダメかもしれませんね。
お客様はそこまで求めておられないかもしれませんが・・・自分が嫌なんですよね〜いい加減な事は。
まあやろうとしても出来ないことも多々ありますけど出来るのにやらないと言う選択肢は私の中には有りません。

ちなみに・・・MFHの1/12ではこんな感じになっています。と言っても私が真鍮パプを使って作ったものなんですが・・・
結構複雑な形状ですね。

この後ろのパネルは板一枚なのです。
この上にリアカウルが乗ります・・・上手く落とし所が見つかると良いのですが・・・。

リアカウルの位置を決めるためにはリアタイヤの位置が決まらないとダメですよね〜
リアタイヤの位置を決めるためにはエンジン・ミッションの位置関係が決まらないとねダメなんですね。

エンジンブロックとミッション本体を結合して取り敢えずシャーシに乗せてみました。

エンジンミッションの位置を決めるためにはこの部分までは仮組みしてみないとわかりませんよね。
・・・気がついたら右のリアサスペンションが少し前に出っぱっているみたいなんですよね。
修理方法は右側をカットして少し伸ばしてハンダつけ・・・
または左側をカットして少し縮めてハンダ付けをするのか・・・少し考えないとね〜。

今日は病院行きで時間がなくてね〜
ここで終了です。

明日も出勤して本業を進めますからお楽しみにね〜。


フロントが終わったら次はリアで頭を抱えそうです(笑)

2023-12-27 21:07:39 | 1/43 Ferrari 330P4

本日の山陰は曇りでした。
気温は少しづつ暖かくなっていると思いますが・・・
上着を着ずに過ごせる程ではないように思います。

今日も年末年始のお休みなので・・・何をしようか考えましたが、実は雑用が溜まっていまして隣町まで塗料とプラ板を買いに行きたいとか・・・大掃除用に脚立を新調したいとか・・・先日息子が荷物を預かってほしいと段ボール箱を送って来ましたので・・・(5つも・・・笑)
スチール棚も買わなければなりません。
どこから手をつけようか迷うところなんですが・・・今日は取り敢えず脚立の購入とスチール棚を購入しました。
大掃除の時期は迫っていますし倉庫は広いので置き場所はあるのですが床からの湿気は防がないといけませんのでスチール棚は必須なんですよ。
数日前に荷物は到着していましたが床にシートを敷いて置いてました。
まあ息子の荷物なので中身は見てないのですけどね(笑)

で・・・ここでトラブルが。
買ってきたスチール棚ですが棚板がブラック、支柱がアイボリーなんですよ。
まあ私が間違えたのですが店員さんも何も言わなかった・・・
棚板の部材を開けてブラックと気が付いたくらいですからね〜。
でも棚と支柱の在庫が合わなくなると困るだろうな〜と思って交換に行きました。
2往復ね(笑)

担当だった店員さんを見つけて事情を話したら「そ〜っと交換して持って帰ってください」って・・・(笑)
お言葉通り「そ〜っ」と交換して帰りました(爆笑!!!)

支柱をブラックに替えてもらって組み立てたのがこちらです。
ここに荷物を収めておきました。

最近棚を組み立ててなかったので1時間もかかってしまったのは内緒です(笑)
ホームセンターを2往復して棚を組み立てたらお昼を過ぎてしまいましたよ。

お昼ご飯を食べてから本業を始めました。
まだ棚は3つもあるのですが・・・(棚は2使いますと少し安くなるんです・・・4つも買ってしまいました)

まずは昨日の仕事からですね。
T代さんのムルシエラゴです。
ケースを交換するご希望が届いていましたので・・・作業開始です。
ちなみにこのミニカーご希望が多かったらしく、有れば買いますというメールが4通もきました。

そんな貴重なモデルを私がケース交換してもいいのか迷いますが・・・ご希望なので。
採寸して木製ベースに穴を開けました。

この後いつもの通り箱に収めて発送準備完了しました。
ですが発送は急がれないということなので年末年始を避けて発送の予定です。

続いて330P4ですね
ノーズカウルが前側にずれないようにしたいのでフレームから先に伸びた部分に上側に伸びるステーを追加しました。
実車にはこの部分があるのかわかりませんが・・・
模型を飾る時にノーズカウルの固定が上手くいかないと困られるでしょうから・・・。

微妙な擦り合わせは必要でしたが何とかこんな感じで収まりました。
手順を書けば・・・
フロントカウルを所定の位置に固定してから下に伸びたステーの先端に0.8mmの穴を開けました。
カウルとボディを分解してボディ側の2本のステーの先端に真鍮線をハンダつけすれば位置は決まりますね。

ステーの位置が決まったところでノーズ下の延長した部分にポリパテを盛っておきます。
これでボディラインを綺麗に揃えることができますね。

続いてリアなのです。
リアカウルは・・・インストにもある通りにフレームからさらに真鍮線で延長しましてエキゾーストパイプの出てくる部分のパネルを支える様にしたいです・・・が。

インストには0.8mmの真鍮線を使う様に書かれていますが・・・肝心な寸法の記載がないのです。
まあ普通少し長めにしておいて後で調整して削るというのが普通なんですが・・・(笑)

もう一つ困るのがこちらです。
テールパイプの出る部分のパネルでして・・・一見排気管が出ている様に見えませんか??
実は違うのですよ。
このパイプ状の部分にシャーシから0.8mmの真鍮線を伸ばして差し込むんだとか・・・。

でもそれはダメなんですよ。
この差し込み部分がつている場所がダメなのです。
下の写真は実車の写真なのですが・・・
排気管の内側にはこれだけ下がっているパネルは付いてないのです。
つまり・・・このままではシャーシから伸びている真鍮線は差し込めないと言うことなのです。

いや〜フィーリング43・・・楽しませていただけそうですよ。
今夜一晩どうすれば良いのか考えます。
明日も330P4で更新したいかと思います。