Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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ケンメリスカイライン4ドア・・・完成いたしました

2023-03-04 13:25:23 | 1/18ケンメリスカイライン 4ドア

本日の山陰も青い空が見えまして、大変穏やかな天気になりました。
春が随分近づいてきたな〜と言う感じになりましたね。

まあこの時期は「三寒四温」と言いますからまだ何度かは寒い日もあるでしょうけど・・・確実に春が近づいているように感じます。

さて、この頃連続しています中庭の堆肥やりですが・・・今日も堆肥をやりましたよ。
この作業は早く終わらせないとね〜いけないのです。
雨が降って肥料分が根元に届きましてやっとその効果があるのです。
では12月ごろにやれば良いじゃないの?と思うでしょうけど寒い時は植物もお休みしていますからそんなに早くやっても仕方がないのです。
おまけにこちらの体も寒くて動きません(笑)
半日かかってブルーベリーの施肥完了です。

続いて・・・アトリエの前側に植っているポポーの木にも施肥をしておきます。
早く実がなると良いですけどね〜。

で・・・午後からは本業です。
昨日作ったミラーを車体に取り付けました。
実車の写真を見ますと少し跳ね上げるような角度でついていることがわかりますので・・・そんな角度になるようにしておきます。
この辺りにも少しヤンチャな・・・感じがプンプンしていますが・・・まあこれも若かりし日の想い出でしょうからね。
私は流石に改造車には乗らなかったですが・・・やってみたい気持ちはありましたね(笑)

続いてナンバープレートを作ります。
実車の写真を見ますが広○59か広○53かよくわからなかったのでお客様に電話をして確認しました。
正解は広○59でした・・・
早速データを作ってデカールを印刷し・・・塗装したアルミ板に貼ります。

乾燥機で乾かしたら今度はラッカーパラ吹きです。
そしてウレタンクリアーでクリアーコートしています。
これでデカールの段差がほぼ見えなくなります・・・。

そしてナンバープレートの取り付けです。
取り付け用のビスはいつものアドラーズネストの六角ボルトです、リアは左側にアルミ製の封印も取り付けておきました。
フロントのナンバープレートですが・・・
実車の写真でナンバープレートの取り付け角度を確認します。
と言うのはこの様な加工をしている車は当時の風潮としてフロントやリアのナンバープレートを少し斜めに取り付けている例が多かったんですね。
リアは下側を跳ね上げてあったりもしました・・・(笑)
今回制作の実車写真は斜め前から見た写真が1枚しかないのでリアはわからないのです。
フロントは少し下側が奥に入るように斜めにつけられていましたので同じような角度でフロントを取り付けました。
ナンバープレートとバンパーの間に0.3mmくらいの真鍮線を入れて角度を調整しますと斜めになります。

フロントのナンバーがこれくらいの角度の人ならリアのナンバーは多分曲げてないだろうと言う想像でリアのナンバーはそのまま取り付けています。
もちろんナンバープレートを曲げて見えにくくする行為は当時も違反だったはずなので・・・今ももちろん違反で切符を切られちゃいます(笑)
ミニカーだと問題ありませんけどね・・・。

で・・・やっと完成しました。
お客様は4月までご出張中なのでお帰るになるまで当方のショーケースでお休みいただきましょう。

お疲れ様でした〜!!
オーバーフェンダーの制作と取り付け・・・ボディ塗装を剥がさなくても出来ました!!
加工代金は少し安くなりましたよ〜!!
お客様のためには良かったです。


ドアミラーの製作と最終組み立てです

2023-03-03 21:34:56 | 1/18ケンメリスカイライン 4ドア

本日の山陰は晴れてとても良い天気でした。
小春日和とでも言いたい様な天気です。

朝一番で中庭のブルーベリーの草取りを始めてしまいまして・・・草取りはブルーベリーの根元の部分は全て終わりました。
続いて堆肥をやるのですが・・・半分と言いたいところですが1/3ほど終わりまして残りは2/3ですね。
ここで午前中のティータイムです。
ちょうど家内のお父さんも来られましたので・・・ちょうど良かったですね。

その後は隣の畑との間の溝の掃除です。
畑の土が流れて落ちていますのでそこに草や芹が生えてきていまして・・・酷いことになっています。
草や芹をスコップで引き上げまして隣の畑に置いておきます。
後日、耕耘機で耕して土に戻しましょう。
この辺りの仕事はあまりにも忙しかったので写真を撮り忘れました。

いずれ完全に溝掃除ができたら写真を撮りましょう(笑)

ヒノサムライも進んでいますが明日の作業と一緒に更新しないと内容が乏しい?いやいやそんな事は無いのです。
今日はボディカラーの下地のホワイトまで進んでいますからね。

と言うことでケンメリ4ドアの完成まで行きたいですね〜。

では順番にご紹介しましょうね。
本日はフロントとリアのウインドウを取り付けます。
まあ経験から言えばこの作業は難しいものではありません。
いつもの修理と同じです・・・

続いてオーバーフェンダーの装着の為に外してあったドアの下側のサイドモールを取り付けます。
元に戻すだけなら簡単なんですよ。
しかし、事はそう簡単ではなかったのです。
イグニッションモデルのミニカーではドアの下側の筋彫りから3mm程下側に取り付けられていましたが・・・
実車の写真では・・・

わかりますでしょうか?

そうなんです!!
ドアの下側の開口部のすぐ下側に付いているのです。
実車に忠実に・・・という事ですから長さも少し切り詰めてドアの下側の筋彫りの下側に取り付けました。

続いて・・・オーバーフェンダーの取り付けのリベットを取り付けます。
実はこのリベットですが・・・
実車の写真が少しボケています(古い写真ですからね〜仕方がありません)のでリベットなのかビスなのかよくわかりません。
もし、車検対応であれば多分リベットだと、非対応ならビスかもしれません。
と言うのも簡単に脱着できる物では車検が通らないのです。
つまりビス留めではダメって事ですね。
どちらにして良いのかわからなかったので・・・一応車検対応ということでリベットにしておきます。
なのでアルミパイプの外径0.6mm内径0.2mmを使ってリベットを再現しています。
中央に穴が空いているのがポイントなんです。
ブラインドリベットの場合中央に穴があるのですよね。
まあ僅かな事なんですけどね。

サイドウインドウはエッチングと窓の部品が外れていましたのでもう一度接着しておきます。

一見簡単そうですが・・・ウインドウを汚しますと後の掃除が大変ですからね〜。

続いてサイドウインドウを接着します。
ウインドウが付きますとかなり良くなります。

続いてワイパーの取り付けです、その前にワイパーのシルバーが一部剥げていましたのでタッチアップしておきました。

そしてミラーです。
ミラーは・・・フェンダーミラーを外して取り付け用の穴を塞いでタッチアップしておきましたがサイドミラーなしと言うわけにはゆきません(笑)
実車ではビタローニのカリフォルニアンになっていますので・・・
誰かさんに3Dプリントで作ってもらいました(笑)
取り付け用の足は真鍮線の0.5mmで作り直します。

ミラー面は0.2mmのステンレス板で作ります
ステンレス板を2枚重ねてハンダつけしまして外型をミラーに合わせて削って仕上げます。
整形が終わったら・・・ハンダを溶かして分解します。

表面をペーパーで削って整えて・・・
もう一度ミラーに当てて形状を確認します。
まあ3Dプリントで左右反転して作りますから形状が違うはずもないです。

続いて研磨用に金属板に瞬間接着剤で仮止めして再び表面を研磨します。

バフ掛けしてピカピカに磨きます。

最後にアセトンに浸けて分解しましょう。

アセトンに浸けて30分くらいで分解できます

フェンダーをタッチアップした塗料を使ってドアミラーを塗装します。
と言ってもいきなりボディカラーを塗るのではなくサフを入れて中研ぎをしてからボディカラーを塗ります。
そしてウレタンクリアーで仕上げます。

ミラーを接着しました。

これでミラーは完成ですね。

今日は完成予定だったですが・・・
ちょっと間に合わなかったですね。
明日は完成かな・・・・

ここでひとつ忘れ物が・・・F2007のお客様に連絡を入れるのを忘れていました(滝汗!)
と言うのも今日はあまりにも忙しすぎました。

明日は連絡入れましょう。


フェンダーの部分の補修塗装

2023-03-02 21:35:40 | 1/18ケンメリスカイライン 4ドア

そして本日2回目の更新です。
ヒノサムライはサフを塗ったら触れないんです・・・。

ケンメリ4ドアは昨日作った塗料をほんの少し修正(少し赤味を足しました)して塗装しました。
これでフェンダーミラーの取り付け穴が完全に見えなくなってしまいました。

既にウレタンクリアーも塗っています。
ここまではヒノサムライよりも先にやった作業です

上の写真をご覧頂きますとわかりますがオーバーフェンダーの黒い部分の塗り分けの部分にす〜っと白い線が見えますね。
これはマスキングテープが重なっていた部分なんです。
ここをもう一度やり直ししました。
ここはパキッと塗り分けしたいところなので・・・
下の写真で同じ様な部分が白く見えているのはセミグロスブラックなので角の部分に光が当たって反射しているからですね。
きちんと塗れていますからご心配なく。

そして組み立てに入ります。
と言うか先に組み立てておかないとボディの下側の塗装が剥げてしまう恐れがありますからタイヤをつけておいた方が安全だと思うのです。

そしてボディの下側にシャーシを取り付けました。
このシャーシに室内の部品やシートが付いています、これを取り付けますといきなり完成か?って言うほど一気に完成が近くなりますね。

フェンダーミラーの穴の周囲は部分塗装なので角の部分にマスキングの段差が出来てしまいます。
その角の部分ですが2000番のペーパーで軽く擦っておきます。
あまり削りすぎますと下地が出てしまいますから十分注意をしなければなりません。

そしてコンパウンドで磨きます。
この部分は綺麗に面を合わせないと「如何にも塗りました」と言う仕上がりになってしまいますから丁寧な作業が必要ですね。

フロントグリルのメッキの枠の部分はメッキを剥がさないようにマスキングをしておきましょう。
擦った場合にメッキが無くなってしまいますと修復は困りますからね〜。

このケンメリ完成目目前になりましたね・・・
明日は完成させてしまいましょう。
残るはウインドウとナンバープレートオーバーフェンダーを留めるためのリベットくらいですよね・・・。

 


オーバーフェンダーの塗装と塗料の色合わせです

2023-03-01 20:44:03 | 1/18ケンメリスカイライン 4ドア

本日の山陰は晴れのち曇りでお昼頃から雨が降ってきました。
まあ天気予報で事前にわかっていたんですけどね・・・
これだけピッタリ当たってしまうと少々残念です・・・
今日は定休日なのでバラの肥料を片付けてしまいたかったんですけどね〜

朝一番から市内の山の中にあるJA島根の島根和牛の肥育センターまで堆肥を買いに行きます。
片道15kmほどの所ですが流石に午前中に3往復はちょっときつかったですね〜。
でも雨が降るまでに・・・と思いまして頑張りましたよ。
行って帰るだけなら簡単なのですが・・・積み込みは機械を使ってやってくれますけど下すのは私一人で人力で行いますから3回目くらいになりますとそんなに暖かくは無いですけど汗をかきます。
バラ園に配布するのは家内の役目なので私はバラ園の近く(運ぶのに楽な場所)に堆肥を下ろしたらまたすぐに出かけます。

2台分の堆肥はバラ園の近くにおろし途中で雨が降ってきましたので堆肥が濡れないようにビニールシートをかけておきました。
と言うのも、堆肥が水分を含みますと重くなって家内の力では苦労するだろうと・・・。

3台目の堆肥はイチジク畑に下ろします。
昨年植え付けた若い木が早く大きくなるように根元に施肥しておきます。

これもまた途中で雨が降ってきたので4/5を終わったところで屋内に避難して・・・お昼ご飯となりました。
少し先に見える緑色の畑はラッキョウと4400本のタマネギです。
大雪に耐えて元気になってきました。

そんな作業をしていますと・・・荷物が2つ届きました。
一つはこれ!!
1/18オートアートのアストンマーチンDBSです
少し先になりますがボディカラーの塗り替えをメインにした加工を行います。
これは普通の(この車自体普通では無いのですが)DBSなのですが「DBS 59」という特別仕様の物をご希望なのです。
ご依頼のお客様には加工のベースになるミニカーをずいぶん前に送っていただいていますが・・・最近のオートアートは分解が難しく破損のリスクが高いので予備を購入しておきました。
仕事であるからにはそのリスク回避も考えておかなければならないのです。

もう一つは・・・コレでした!!
あ〜、写真が小さすぎてわからないかもしれませんが・・・

これモグラ避けなのです。
昨年の秋くらいからモグラが引っ越してきたらしく・・・中庭の芝生が掘られてしまいまして所々凸凹になってしまいましてね。
罠を仕掛けたりしましたがどうも解決しないのです。
前にも一度こんな事がありまして以前はソーラー式のモグラ避けを使っていましたがそのお陰か数年前まではモグラの被害はあまりなかったんですね。
何年か前にそのソーラーのモグラ避けが壊れてしまいまして・・・その後少しづつモグラの被害が大きくなってきました。
やはりこれしか無いかな〜と思ってAmazonで購入してみました。
以前は1個が2800円位だったと記憶していましたが今は6個で3000円位と1/6になっていましたまあ耐久性は使ってみないとわかりませんが・・・とりあえず時々「ピー」と音がしています。
10〜15mおきに地面に刺していますが・・・
効果があるといいですけどね。

本日も雑用が多かったために本業の時間は少なめでした。
ですが・・・
オーバーフェンダーをセミグロスブラックで塗装しました。
まだ乾いていませんのでグロス状態ですが・・・

それともう一つ懸案事項を・・・
フェンダーミラーの穴をパテ埋めしていますが、その部分にも補修塗装をしなければなりません。
と言うのもお客様の車はドアミラーになっていたんです・・・
その昔(失礼!)ドアミラーは確か認可になっていなかったので下手しますと警察の取り締まり対象だったような気がします。
まあずいぶん前のお話ですから・・・ほぼ100%ドアミラーになった今となっては「嘘」みたいなお話に聞こえますけどね。

パテ埋めからサフを塗ってサーフェイス加工まではしてありますので今日はシルバーの色合わせです。
これがまた難しいのです。
この作業は個人の感覚が勝負の作業なので難しいのです。
特にメタリック色はね色もですがメタリック粒の大きさとか塗った時のメタリック粒の立ち方とかクリアーを塗った時の色とかね・・・色々な不確定要素が多いのです。
酷い時には1日かかったり・・・1日では終わらないこともありますからね。

例えば下の写真で見ますとメタリック粒はまあ良いとしてテストピースの方は黒味が少し強くボディカラーの方は少し赤味があるそして少し黄色味があるかな〜!?
でも今日は色を確定できません、それはもう午後も遅い時間だからです。
通常色合わせは午前10時から午後2時くらいまでなんです。
それ以降になりますと太陽光が大気圏の中を斜めに通りますので光が黄ばんできます。
そして夕方になれば私自身の目も疲れますから良い仕事ができません。
なので自主規制で午前10時から午後2時までと決めているのです。
では午後2時まで厨房係をしていると言うことは塗料を作れないのでは?と思われるでしょ??
作った塗料を翌日午前10時にもう一度確認することにしているのです。
それから本格的に塗るのです・・・色合わせはなかなか大変なんです。

明日の朝確認してフェンダーの塗装をすることにします。
天気が良いと良いですがね〜(笑)


オーバーフェンダーにウレタンサフが入りました

2023-02-27 21:26:20 | 1/18ケンメリスカイライン 4ドア

本日の山陰は大変天気が良くて昼間は暖かでしたね。
昼間は・・・と注釈をつけたのはその分朝方は放射冷却で冷え込みました。
出勤時に車の窓はバリバリに凍っていました。
私の車はカーポートの下に入っているんですけどね〜よっぽど冷え込んだのではないかと思います。
その出勤時ですが・・・車に乗った途端にショートメールが届きまして、今期4回目の薪の準備ができたらしい。
出来たならすぐに引き取りに伺うのが礼儀という物です(笑)

出勤してストーブの薪に着火してから出かけました。
今日は11時半に予約が集中していますのでくれぐれも遅れないように・・・と家内に念を押されました。
帰り道、農道の唯一の信号機に捕まっちゃいました、この信号機は感応式なので待ち時間が結構長いのです。
シートベルトを外して車から降りて信号待ちの写真を撮って・・・乗り込んでシートベルトを締めてもまだ青信号にはなりません(笑)

アトリエが近くなって大山が見えるようになりました・・・
余りにも綺麗なので路肩に駐車して一枚撮りました。

そして11時過ぎにCafeに戻りまして・・・一服する暇もなく
厨房係でキリキリ舞いになってしまいましたよ・・・一体何人のお客様が来られたのか???です。

午後2時を回った頃にやっと解放されまして本業を開始しました。
今日はまずサムライのリアカウルを触っていましたが、パテを盛るところまでだったので少々仕事量が少ないのです、明日か明後日にまとめてご報告した方が良いかも・・・
ということでケンメリスカイラインの方をご報告しましょう。

オーバーフェンダーには取り付け用のビスかリベットが取り付けられています。
その部分はリベットやビスが止めやすいように凹みがつけてあるのです。

リューターでその凹みを掘っておきました。
リベットの数は実写の写真を見て確認しておきましたが・・・多分間違いは無いと思います。

リアも同様に凹みを彫っておきます。
そしてリベットを差し込む為の穴を開けておきます、アドラーズネストのリベットを使う予定なのですが軸径が0.4mmなので0.5mmの穴を開けておきました・・・この写真で見えるかな〜??

やはりいつになっても気泡が消えないのでまたパテを盛っています。

何度も気泡を修正していますので・・・この辺りでさふを塗ってみようかと・・・。

ポリパテの上なのでラッカーサフよりもウレタンサフの方が密着がいいので・・・ウレタンを使います。
その為にはボディにミストがつくと後が面倒なので全面にマスキングしておきます。

グレーのサフを塗っています。
本当はブラックのウレタンサフを使いますと問題は出なかったのですが・・・
コレだけの為にブラックのウレタンサフを購入する訳にはゆきませんから、グレーで我慢しておきました。
そしてまた中研ぎをして整えます。

こんな感じに気泡が次々に出てきます。
この細かな気泡はウレタンサフを塗り込んで削ります。
小さな気泡なので流動性が必要なのかもしれませんね。

さて夕方になって西の空を見ますと・・・
こんな夕日が見られました。

なんとも言えないくらい美しいですね。

では続きはまた明日ですね。