Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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塗装を進めましょう

2025-01-12 19:31:26 | ARROWS FORD FA1 G.P. SVEZIA 1978

本日の山陰は曇り時々晴れですね。
午前中は結構晴れていまして青い空も見えていました。

昨日、畑を見てびっくりです。
タマネギ畑のマルチシートが1列完全に剥がされてしまいました。
この数日の強風ですね〜その上から雪が降って白かったからわからなかったのです。
もうタマネギが大きくなっていますので今から新しくマルチをかけるのは無理ですしね。
極早生の1列なので草取りをしながら育てましょう・・・(笑)

ARROWSは今日から塗装に入ります・・・
塗装に入りますと特に変わったことがない限りは文章が短くなるかな〜

まずはウレタンサフを塗っています。
表面の凹凸を見たいのでホワイトサフにラッカーのブラックを入れてグレーにしています・・・まあいつもの事ですが。

続いてグレーサフを塗らない部品もあります。
ホワイトメタルの金属色を生かす部品ではサフを入れずに磨いたホワイトメタルにウレタンクリアーを塗って仕上げておきます

ホイールはピカピカのメタルの金属官が出したいのはリムの部分の線一本なんですが・・・これもクリアー下地とします。
不思議なのはダンパーですインストによればフロントはシルバー、リアはフラットブラックになっているのです。
通常同じメーカーがダンパーを作りますのでフロントとリアが色が違うのは?なんですよね。
ここはフロントに合わせて金属色としておきます。

持ち手になっている洗濯バサミの方が色が派手でして塗った部品がわかりにくいですが・・・。
シルバーやガンメタやマグネシウムなど少しづつ色を変えておりますがボディカウルの下側に隠れてしまう部分が多いので「見えるかな〜」と思いながら作業を進めています。

で・・・次はボディの色合わせです。
F-1モデルで実際に色合わせをするのは初めてではないかと思いますね。
なかなか実際に見ることができないですからね、まあ写真でとかそのカラーの印象でとかインストで決めてしまう場合が多いのも事実ですね。
でもご依頼車様は本物のARROWSのフロントウイングの翼端板を持参しておられるのでした。

ゴールド系の塗料と言いましても色々ありまして、模型屋さんに行った時に全てのゴールド系の色を買ってきました。
どれが一番近いのか確認中ですね。
塗料はよく撹拌してから瓶を裏返しにして見ます。
色だけでなくメタリック粒の荒さもポイントです。
いくら良い色でも1/43モデルですからねメタリック粒が粗すぎますとどの様に調色しても使えないんです。

結果・・・
この塗料が比較的近いですね。
お客様にも確認していただき翼端板の部品の方も長い年月で少し色が褪せているかも知れませんので・・・とご了承いただきました。

その色はコレです!!

少し調色はしましたが・・・
塗って見ました。

ホイールもシルバーを塗りまして・・・硬化待ちです

ここでお客様からご注文がありまして・・・
コクピットカウル前側の縁にブラックのラインのデカールが入っていないので追加して欲しいということでした。
この部分ですがスェーデンGPは例のブラバム旋風でARROWSがせっかく2位に入っていましたのに写真が無いので確認できないのです。
でもお客様が一生懸命に当時の資料等を探して出された結論ですからお客様の意見を尊重して作ります。

ということでボディをスキャンしてラインデカールを作ります。

太さの違うラインデカールを3種類2セット作っておきました。
と言うのも実際に貼ってみて他のラインデカールと違和感がない様にしたいので複数の種類を作っているのです

印刷しますとこんな感じですね。

今日はボディカラーを塗って終わりではありません。
メタリックカラーの場合はクリアーが大量に混ぜられていれば話は別ですけど表面に凹凸がありまして艶消し状態になってしまうのです。

凹凸といっても僅かなものですのですがこの上に直接デカールを貼りますと密着が悪くて何かの拍子にデカールが剥げてしまうこともあるのです。
こんな場合はラッカークリアーを塗ってやれば表面は艶が出ます、と言うことはデカールの密着も良くなって剥がれることも少なくなると言うことですね。

ここで今日も時間となりました、デカール貼りは明日からとなります。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Boo)
2025-01-13 02:21:52
本物を見ながらんの調色ですか~良いですね
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コメントありがとうございます (渡部洋士)
2025-01-13 07:00:12
Booさん、久しぶりですね。
元気にしておられますか?

実物を見ながらの調色ははじめてなんです。
今回はメタリックでしたから粒子の粗さとかの具合も難しかったですね。
返信する

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