今年三度目の忘年会を古文書の仲間四人でしました。場所は駕町通
りの居酒屋。わたしを除く三人はいずれも豊後大友家末葉の方々で
す。同じ飲み会でも趣味の会はいいですね。思いのたけを存分に語れ
ます。
話題は先の大戦の評価、定義づけに及びましたが、なかなか微妙な
問題だけにこれだという結論にはいたりませんでした。、ポツダム宣言
受諾という公式の規定に異論はないのですが、戦中から戦後にかけて
の社会論的評価はまた別ですね。ここには個人のさまざまな思いがつ
まっており、終戦までの昭和前期は日本史の中でも特異の時代であっ
たことは一致しました。
私もブログやインターネットで知り合った同行の仲間とは話がつきません。
第二次世界大戦の評価についてどんな話が出たのかとても興味があります。これからの平和のためにも、そのことはしっかり理解しないといけないことだろうと思いますが。(戦争を体験してない世代だけになったらどうなるのだろうかと心配しています)
でも戦争が現に存在し、これがなかなかなくならないのですから、現状は混沌の世界と言えなくもないですね。
こういう問題は一口にかたずけることはできないしし、特定の見解を押しつけることもできません。
ですからその人なりに苦悶探求して結論を得る以外にないと思います。
九条の会のテーゼなどは示唆に富むものだと思います。