古文書を読もう!「水前寺古文書の会」は熊本新老人の会のサークルとして開設、『東海道中膝栗毛』など版本を読んでいます。

これから古文書に挑戦したい方のための読み合わせ会です。また独学希望の方にはメール会員制度もあります。初心者向け教室です。

薄場渡に仮橋を架ける

2018-01-09 16:06:51 | 享保年間の熊本藩古文書

享保四年九月六日

一、白川筋薄場渡に例年の如く仮橋を懸け、往来の者共より壱銭宛取り申し度由飽田郡嶋新村御百姓共願い奉る通り村庄屋書付郡奉行衆より差し出され候に付き、例書相添え御家老中へ相達し願いの如く仰せ付けられ候事

 田崎方面から川尻へ行く際、薄場橋を渡るコースが最短である。長六橋コースは東へ大きく膨らむので遠くなる。そのために仮橋が懸けられたのであろう。通行料金が1文というのは安い。普段の渡し船ではそんな安値にはできなかったであろう。


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