べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

クリナップ・キッチン、バスフェア

2009-10-02 20:18:01 | システムキッチンを考える


寒冷前線を伴った低気圧の通過により、雨が降り出しました。
秋の気候となり、大型台風が来ないかヒヤヒヤしながらの外仕事・・
冬前に色々とかたずけておきたいところ・・

今週は環太平洋で大地震があり、大災害になっています。(救助が急がれます。)

鳩山内閣が25%のCO2の削減を切り出し、大変な世の中になっていくのでしょうか?

クリナップにて、THEキッチン・バス フェアが開催されています。
私も夕方、行ってきましたが、初日は平日ということで、業者関連が多かったようです。
明日は土曜日で、一般の来客が多くなると予想されます。

「100人くらい並ぶんじゃない?」
とか、冗談を言ってきましたが・・・どうなることやら。



越後の赤卵
150セット用意してあります
朝日村の卵らしいですが・・・


ショールームの女の子と話をした中で、何処のメーカーも流し後ろのスペースでいい製品がないこと・・使い勝手も、あまり考えていない。
ちゃんと、電子レンジやトースター、ポットを配置しておいてほしいところ・・
電子レンジの扉を開けると後ろがなくなってしまうとか、現実を見せて欲しい・・

おそらく、「収納」にこだわっているので、機能としては不十分なのでしょう。
「ゴミ箱」の位置や使い勝手がやっぱり、イマイチ。

ゴミ箱って、足でふたを開けるタイプのほうが使いやすいと思うのですが、それを「収納」するとなると、大変です。
扉や箱に入れてしまうと、使うときに出さなくてはいけない。
それが面倒・・・
例えば、ブラインドやロールスクリーンのような構造のほうが、すぐに隠せるのですが、見た目が統一できないのが難点。
しかも、カウンターの下の大半のスペースを占拠してしまう・・
(足踏みならばなおさら高さが必要です)

そういう所にこだわりはじめると、先に進めない・・何処かで折り合いを付けるしかないのだろうけれど・・(永遠の課題?)



ステンキャビSSの対面プラン
後ろの電子レンジ収納キャビネットがカラッポ
ちゃんと、電子レンジとか入れておいて、
使い勝手を見せて欲しいところ・・



「システムキッチンを考える」目次へ・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杉の羽目板とキシラデコール

2009-10-02 11:32:34 | リフォーム奮闘記
「杉の羽目板とキシラデコール」という検索キーワードがあったので、解説したいと思います。

震災後(新潟県中越地震)に改築した草生町W邸は、坪数35坪に抑えた震災復興住宅です。
間口が狭く、奥行きが長い「鰻の寝床」の建物の構造を補うために、通し柱を8本配置し、「差し鴨居」で結んで横荷重に備えます。
通常街中の建物は「妻入り(つまいり)」という、屋根の妻が通りを向いた形を取るのですが、雪の処理を考えて、道路側へ雪を下ろせる「平入(ひらいり)」にしています。
村上市」の町並みがこれにあたります。
震災時は、新築注文が殺到し、手刻みではとても追いつかなかったので、止む無くプレカット仕様にしていますが、通し柱や「差し鴨居」、中引による小屋組は譲れず、大工に要所要所手加工にしてもらっています。
現在のプレカット採用方式の「走り」みたいな建物です。

玄関先のデザインも、村上の古民家風にこだわれば面白かったかなと思っていますが、シンプルにまとめたのも味があるかと・・
玄関先に貼ってあった杉羽目板は、通りから目立つので、羽目板が象徴的な建物でしたが、強い西日と風雨のために、かなりシブが目だってきました。

新築当初は、

「白木を楽しみたい」

ということで、「木肌美人」で手垢止め程度に仕上げていたのですが、
激しい風雨や西からの強烈な日差しによって、脂分も抜けてきたので、色づけも兼ねてキシラデコールによって塗装することにしました。



羽目板が傷んできました・・
黒いシブも出ていて、全体に汚い感じです


渋を落とす作業をしています


渋を落とした状態。
だいぶ渋が抜けて白木になりましたが、脂分が抜けています


脂分を補うために、キシラデコールを塗装


塗装終了



外の羽目板の場合、貼った場所にもよりますが、痛みの激しい部分も出てきます。
「白木」を楽しんだ後は、ある程度塗装して色をつけていかないと、長持ちはしません。
「手」をかけていかなければ、天然の材料を使ったものは、腐ってしまう・・
でも、手をかけていくことで、サイディングや鉄板の寿命を超えた使用が可能となります。

足場を設置しなければならない場所だと経費がかかるので、はしごが掛けられる程度の腰部分まで羽目板を貼ってアクセントにしておけば、後々メンテナンスに経費がかかりません。
今回は、塗装屋さんのハシゴだけで済んだので、5~6万円くらいの費用で済んでいます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする