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車庫部分に基礎の立ち上げを作り、土台を設置します。
ちなみに、柱、間柱、下地材は越後杉を使ってます。
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昨日までジワリと蒸し暑く、動きづらい天候でしたが、本日は雨も降り、曇りベースで肌寒い感じもします。平年よりも1~2週間遅い梅雨入りですが、夏の到来はどうなるか・・・
越路町S邸では、車庫の改装工事もほぼ終了に近くなってきました。
春日町F邸の確認申請や中心市街地の事務所設計の話もあり、そちらに集中するあまりブログ更新がままならない日々が続いております。最近の話題が私の趣味的な話だったりで(電磁波とか仏像とか・・)現場の話題もほとんどなく、
「この会社は大丈夫なのか?」
みたいな意見も出てきそうですが、ちゃんと仕事は進んでおりまして、実際には忙しい日々が続いているのであります。
(この間、中之島町M邸の改装工事も終わっていて、その話題も書けませんでしたが・・)
越路町S邸は大手メーカーの2×4住宅なのですが、お客さんの要望で、
「車庫を寝室にしたい」
ということで、改装工事にとりかかっていました。
主だった内容としては寝室の隣にトイレを設けるという高齢者対応型リフォームです。(このことについても、次回触れようと思います)
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車庫部分に部屋をつくる
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まず、壁、天井を解体しました。
ちゃんと断熱材にポリシートが施工されています。(さすが大手)
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車庫に面する既存トイレも解体しています
3週間くらいトイレが使えなくなるので、仮設トイレを設置しました。
既存のトイレは3尺×6尺ですが、高齢者対応で4.5尺×5尺の
大きさまで拡張します
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車庫のシャッターだった部分に基礎の型枠を組んでいます。
土間をハツって基礎のベースを露出し、
そこへ鉄筋をアンカー止めしています。
アンカーはコンクリート用の接着剤を使って接続しました。
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解体より3日目
基礎コンクリートを打った直後の外観
シャッター部分が外壁になります。
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基礎天端ナラシをしています。
土台を設置するまで1週間の養生を置いています。
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基礎コンクリートを打ってから1週間目で
ようやく土台を設置しました。
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工事開始より2週間目。
間仕切りや床下地工事を行っています。
改装工事といっても、水廻りもあり、さらに基礎を打つという本格的な工事になっています。2×4住宅の場合、柱が無いので改装工事をするには、壁を解体したは「補強」の壁を入れなければなりません。
壁量計算を行って、適切な部分に耐力壁を入れます。
今回は2×4に在来木造の躯体工事によって補強を行っています。
基礎をまわし、土台、柱、耐力壁と、ちゃんとした施工にて対応しました。
2×4の場合は壁厚が9㎝なのですが、在来の場合は12㎝と、差があるのでサッシや建具枠の納まりも計算しておかなければなりません。
配管もスペース的には在来工法のほうが余裕があり、断熱材を入れるにも12㎝のほうが都合が良いこともあります。
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