べんりや日記

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古民家再生 イメージボード

2008-10-24 19:58:53 | リフォーム奮闘記


いよいよ、雨が降り出しました。
昨日まで、来週の予報は晴れの日が続いていましたが、今日になって来週1週間は曇ベースの雨・・
1日でこんなに予報がひっくりかえるかと思うと、昨今はよほど予測がつかなくなっているのだと実感。

いままでは予報から半日、1日「遅れ」のズレがあったのですが、最近は逆に早まる傾向にあるようです。
お陰で、明日からは曇で、見附市K様の引越しも上手くいきそうで・・予報では土日は雨だったので、喜ばしい限り。

蓮潟T邸も地墨を打った後なので、気が楽です。
型枠、鉄筋組みは雨でもできる!

11月も近づき、いよいよ雨っぽい季節となるようで、来月中頃の上棟はどうなるか・・気象予報士も予測もつかない今日この頃・・

さて、イラストは小国町の古民家を再生しようというプロジェクト(そんなに大それたものなのか?)を受け、土間の復元のイメージを描いたものです。
小屋裏は茅葺き特有の丸太の組んだ構造で、この冬に見学した「白川郷」や山形の「旧渋谷家」を思い起こします。

この小屋裏を大胆にも表しにしようというお客さんの構想。
台所と玄関の床板を剥して、昔ながらの土間に戻そうという計画です。
そんな想いを受け、どんな感じになるかイメージを描いてみたのが、この図です。

無数の柱が、石突きで伸び、丸太や各材がそれに組み合わさってくる。
薄暗い小屋裏。明かり窓から入ってくる光が、土間を照らす。
台所は、むかしの釜戸を入れていますが、そこまでいくか・・
だいたい、こんな感じになるかなというところ・・



「トトロ」や「ポニョ」の「宮崎監督」も、映画作りの前に、まず「イメージ・ボード」というものを描くそうで、そこから映画の細かいシーンや背景を起していく・・そういった作業で名作はつくられていた・・

私も、お客さんとの打ち合わせに、よく、こういったスケッチならぬイメージボードを描きます。
この図がおおまかな家の骨格や間取り、使われ方を決めていく・・
古民家改装なので、木組みはしませんが、自分で作ればこんなイメージか?

色も塗るといいのかも。



和室のイメージ



古民家再生へ・・

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