べんりや日記

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伝統構法加工 新潟市A邸

2011-12-20 14:58:49 | 新潟市南区A邸(越後杉)
曇りベースで、たまにちらちらと降る雪です。
先日までに長岡では5~10㎝くらい雪が積もったでしょうか。今週は明日以降、再び冬型の気圧配置になると言うことです。
12月としては、まずまずの天候といったところです。

新潟市A邸ではユニットバスの取り付け工事を行い、外壁工事も最終段階です。
だいぶ遅くなりましたが、A邸の工事の様子をアップします。



志田材木店により人工乾燥を行いました。


釜から出した直後の状態です


寸法を確かめ、使える部位へ指定していきます


構造材を並べながら梁の上下を指定していきます。
この工程が無いと、プレカットででたらめに加工する懸念があります。


プレカット工場に材料を運搬し、加工をしています。
今回は、手加工でしか出来ない部分以外は、機械加工に委ねました
大幅にコストダウンが狙えます


工場に加工された材料を搬入し、手加工の墨付けを行います


土台加工を行っています


通し柱は重ホゾに加工されています


差し鴨居や梁の墨付けを行っています


梁の場合は伝統継目のため、機械加工は不可能です。


通しホゾ加工の墨付けです。
先細りにしているので、機械加工は不可能です


差し鴨居の加工風景


意外と、梁や差し鴨居のボリュームがありました。
大きな材料を組み合わせることで、家もしっかりします。


差し鴨居と通しホゾ、先に鼻栓を入れるための穴があけてあります


加工済みの材料を、仮に組み立てます


一度では入らないことが多いので、調整しながら入れていきます


建て方時に現場でこのような作業を行うと時間のロスになります


工場による加工と仮組より、万全の体制で建て方を迎える事となります。



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