新潟市A邸の基礎工事です。
配筋の終了した状態
このタイミングで、配筋検査を行います
コンクリート打ち込み終了
立ち上がりの型を組んでいきます
所々、通気や人通口の型があります。
通し柱は5寸落とすので、このように型を組みます
今回の通し柱は6本あります
立ち上げのコンクリートを打ち込みます
養生期間が終了し、型を取って天端を水平に仕上げます
基礎工事終了
土台敷きを待つのみとなります
今回の構造も「伝統構法」で通し柱を土台よりも5寸落とす工法なので、基礎もその形状になります。
通し柱の部分は、一角、5寸下げる型を起こしています。
通し柱に土台を差して、土台をアンカーで固定することで、ホールダウン金物が必要ないように壁計算を行っています。現在の法制度のまま実行すると、金物で雁字搦めになる在来工法ですが、極力、金物を使いたくないので、こういった工夫を随所に盛り込まなければなりませんし、そのための根拠を計算で示さなければなりません。
中越地震の時、ホールダウン金物に集中した荷重により、基礎が割れたという報告がありました。地震時の引き抜き抵抗の計算は木造部には行われていますが、コンクリート基礎にも行い、施工を行わなければなりません。
ホールダウン金物の取り付く一点に、10トン~25トンの荷重がかかるわけですから、その対策も考えておく必要があります。
目次へ・・
配筋の終了した状態
このタイミングで、配筋検査を行います
コンクリート打ち込み終了
立ち上がりの型を組んでいきます
所々、通気や人通口の型があります。
通し柱は5寸落とすので、このように型を組みます
今回の通し柱は6本あります
立ち上げのコンクリートを打ち込みます
養生期間が終了し、型を取って天端を水平に仕上げます
基礎工事終了
土台敷きを待つのみとなります
今回の構造も「伝統構法」で通し柱を土台よりも5寸落とす工法なので、基礎もその形状になります。
通し柱の部分は、一角、5寸下げる型を起こしています。
通し柱に土台を差して、土台をアンカーで固定することで、ホールダウン金物が必要ないように壁計算を行っています。現在の法制度のまま実行すると、金物で雁字搦めになる在来工法ですが、極力、金物を使いたくないので、こういった工夫を随所に盛り込まなければなりませんし、そのための根拠を計算で示さなければなりません。
中越地震の時、ホールダウン金物に集中した荷重により、基礎が割れたという報告がありました。地震時の引き抜き抵抗の計算は木造部には行われていますが、コンクリート基礎にも行い、施工を行わなければなりません。
ホールダウン金物の取り付く一点に、10トン~25トンの荷重がかかるわけですから、その対策も考えておく必要があります。
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