(露地エリアにて)
5月10日日曜日 第20候 「ミミズ、地上に這い出る」
ちょうど1週間ほど前、ミミズが小川エリアの小さな池に溺れて死んでいるのを発見した。「なんで溺れるかな~」
日々のことと暦とは必ず合致するというのではないが、暦は節目に起こる事柄としてはよく表している気がする。また昨日は、我家のとんぼ池のおたまじゃくしに足が4本はえて、それでもなお、尻尾に頼って泳いでいる姿を発見した!と娘から報告が入った。(話題が小さすぎる~ 笑)
我家の庭は、一雨ごとに木々の緑が濃くなり、うっそうとして、なんだか深い森に迷い込んだみたいになってしまいます。
先週の木曜日まで降った雨のせいで、木々や草花の剪定を余儀なくされてしまいました。写真の現の証拠(ゲンノショウコウ)は我家では、抜かれる運命にある野草です。可憐な花をつけるので、そのままほおっておいた時もにあったのですが、生命力が強いのか増え過ぎてしまい、やむなく雑草扱いになったのでした。
先日、NHKの番組で京都・大原で自然と寄り添って生活しているベニシア・スタンリー・スミスさんの番組を偶然見ていて、ゲンノショウコウを干して入浴用ハーブに使う例が紹介されていた。
「春の摘み草」というこの回では、野山で摘んできたゲンノショウコをはじめ ヨモギ・ドクダミ・レモンユーカリなどの山野草を、軒先などで普通に乾燥させ、それを洗濯ネットか何かに適当(でないとは思うが・・)に入れて、浴槽で楽しむというものであった。
我家では雑草扱いのゲンノショウコウは、本や図鑑の中では、薬草やお茶として使うという事は知っていた。また、現の証拠(ゲンノショウコウ)の名前の由来も、飲む所を見ている間に現に治ってしまったのがその証拠 であり、そのくらい効き目があるとされている事も知識としては知っていた。
しかし、「薬草」といわれても実感が沸かない、ましてや「煎じて飲む」何ていわれると、大それた事のように思えて、気持ちが引いてしまっていた。しかしこの番組で実際に薬草として実践している様子に触れて、いい意味で「これでいいんジャン!」と思えた。そして「まずはやってみよう」とも。
かくして我家ではドクダミと一緒に、雑草から薬草に格上げになったのでした。アケビの蔓・甘茶に続き、干すものがまた増えてしまったのであった。
現の証拠(ゲンノショウコ)( Geranium thunbergii)は、フウロソウ科 多年草。日本では北海道の草地や本州~九州の日当たりのよい山野に普通に生える。 草丈30~50cm。茎や葉に毛がある。 葉は対生し、3~5に中裂~深裂する。
花は直径1~1.5cm。果実は蒴果で、長さ約1.5cm。紅紫花種は西日本に、白紫花種は東日本に多く見られる。便秘、下痢、関節痛、神経痛の薬になる。
秋に種子を飛散させた後で果柄を立てた様が神輿のように見える事から、ミコシグサとも呼ばれる。
5月10日日曜日 第20候 「ミミズ、地上に這い出る」
ちょうど1週間ほど前、ミミズが小川エリアの小さな池に溺れて死んでいるのを発見した。「なんで溺れるかな~」
日々のことと暦とは必ず合致するというのではないが、暦は節目に起こる事柄としてはよく表している気がする。また昨日は、我家のとんぼ池のおたまじゃくしに足が4本はえて、それでもなお、尻尾に頼って泳いでいる姿を発見した!と娘から報告が入った。(話題が小さすぎる~ 笑)
我家の庭は、一雨ごとに木々の緑が濃くなり、うっそうとして、なんだか深い森に迷い込んだみたいになってしまいます。
先週の木曜日まで降った雨のせいで、木々や草花の剪定を余儀なくされてしまいました。写真の現の証拠(ゲンノショウコウ)は我家では、抜かれる運命にある野草です。可憐な花をつけるので、そのままほおっておいた時もにあったのですが、生命力が強いのか増え過ぎてしまい、やむなく雑草扱いになったのでした。
先日、NHKの番組で京都・大原で自然と寄り添って生活しているベニシア・スタンリー・スミスさんの番組を偶然見ていて、ゲンノショウコウを干して入浴用ハーブに使う例が紹介されていた。
「春の摘み草」というこの回では、野山で摘んできたゲンノショウコをはじめ ヨモギ・ドクダミ・レモンユーカリなどの山野草を、軒先などで普通に乾燥させ、それを洗濯ネットか何かに適当(でないとは思うが・・)に入れて、浴槽で楽しむというものであった。
我家では雑草扱いのゲンノショウコウは、本や図鑑の中では、薬草やお茶として使うという事は知っていた。また、現の証拠(ゲンノショウコウ)の名前の由来も、飲む所を見ている間に現に治ってしまったのがその証拠 であり、そのくらい効き目があるとされている事も知識としては知っていた。
しかし、「薬草」といわれても実感が沸かない、ましてや「煎じて飲む」何ていわれると、大それた事のように思えて、気持ちが引いてしまっていた。しかしこの番組で実際に薬草として実践している様子に触れて、いい意味で「これでいいんジャン!」と思えた。そして「まずはやってみよう」とも。
かくして我家ではドクダミと一緒に、雑草から薬草に格上げになったのでした。アケビの蔓・甘茶に続き、干すものがまた増えてしまったのであった。
現の証拠(ゲンノショウコ)( Geranium thunbergii)は、フウロソウ科 多年草。日本では北海道の草地や本州~九州の日当たりのよい山野に普通に生える。 草丈30~50cm。茎や葉に毛がある。 葉は対生し、3~5に中裂~深裂する。
花は直径1~1.5cm。果実は蒴果で、長さ約1.5cm。紅紫花種は西日本に、白紫花種は東日本に多く見られる。便秘、下痢、関節痛、神経痛の薬になる。
秋に種子を飛散させた後で果柄を立てた様が神輿のように見える事から、ミコシグサとも呼ばれる。