すずか*ぜ便り

季節の花や風景、美味しいものなど、日々の暮らしで見つけたものを気ままに撮っています。

満開の桜に誘われて。上州の名山・麓の桜旅・6 ~春はまだ遠かった榛名湖畔にて

2018-06-08 | 旅は楽し





今さらも今さらの‘桜’タイトル。

‘春の奥日光シリーズ’を中断して、ですが、
旅の記録が途中のままでは気にかかりすぎるので
すみません、おつきあいを。

しかもこれからは桜、出てきません

桜があったのは伊香保まで。
それ以上の標高ではまだつぼみでした。





数年前の一人旅は真冬。
ちょうどクリスマスの頃でした。

その時とさほど変わらない風景を見て、
正直ガッカリでしたが、
桜咲く風景をイメージしての1枚。


せっかくなので湖畔を散策。
「湖畔の宿」記念公園というところに行ってみました。





スイセンは咲いてました。

「湖畔の宿」という歌をご存じですか?

かつて一世を風靡した大ヒット曲で、
懐メロとして時々は耳にするくらいですが、
その‘湖畔’が榛名湖だったことがわかり
記念として作られた公園とか。





なぜ二つも歌碑が?





公園には竹久夢二のアトリエが再現されています。
榛名湖畔で活動していたそうですよ。









中はこんな感じ。
でも芸術的な雰囲気はなかったです


ちなみに
伊香保温泉には「竹久夢二伊香保記念館」があります。

今回の旅では寄りませんでしたが、
ショップで買える夢二デザインの小物などが可愛いのでおすすめ。

私は傘柄のハンカチを愛用しています。





公園の榛名湖を望む場所にあったアート。

湖畔にはたいていこういう像があるのはどうして?


<4月7日 榛名湖畔にて>

虞美人草と呼びたい

2018-06-08 | 季節の花





‘シャーレーポピー’と呼ばれたり
‘ヒナゲシ’と呼ばれることが多い花ですが、
私は断然‘虞美人草(ぐびじんそう)’です。









項羽に愛された虞美人。

項羽の足手まといになるのを嫌い自害、
その場所の傍らに咲いたという言い伝えから
‘虞美人草’と呼ばれるようになったとか。

この赤い花を見ていると
本当にそうかもしれない、
と思わせる情念を感じます。









赤い虞美人草にふっくらとした緑のつぼみ。
たまらなく好きなシーンです。





<5月8日 壬生(みぶ)町・「とちぎわんぱく公園」にて>



今日も宝塚ネタ登場させます
‘虞美人草’が出たら、やっぱり触れずにいられません。

ゆうちゃん(真飛 聖)がトップの頃、
相手役だった(桜乃)彩音ちゃんの退団公演が「虞美人」でした。
もう8年も前の話です。

もちろん項羽はゆうちゃん。
それはそれは美しい項羽様でした。

劉邦が2番手・壮ちゃん(壮 一帆)。
虞美人の兄がまーくん(朝夏まなと)。

その後、壮ちゃんは雪組のトップスターに、
まーくんは宙組のトップスターになりました。

二人ともすでに退団していますが、
「虞美人」でちょっと大きな役がついた
だいもん(望海風斗・のぞみふうと)が
今雪組のトップスターです。

時は流れました・・・

それにしても
トップスターを続々と輩出している花組って、すごい。

ていうか
皆ゆうちゃんの背中を見てきた人たちだから
「ゆうちゃん、すごい」ということになるんですけどね、
私の中では。
(こんな深夜にファンばか炸裂ですみません~)