大型バスが何故ここに！？

昼過ぎ、回覧板のネタを貰いに地区の公会堂へ行ったときのこと。
事務員さんや会計さんと話していると、住民の方が事務所に駆け込んで来ました。
「公会堂前で、大型バスが立ち往生している---」と。
窓から外を見ると、確かに地元バス会社の大型観光バスが停まっていました。
有り得ない---。
こんな普通乗用車１台通るのがやっとの道路で、大型バスの通行は有り得ません。
慌てて外へ出ると、バスの運転士では無い普通のおじさんが、申し訳なさそうに佇んでおりました。
このバスは、一見地元バス会社のものに見えますが、どうやら富山県の業者（同業者か？）へ引き渡す手筈らしいのです。
そのためか、仮ナンバーを付けておりました。
この運転手も、他県の運送（運行）業者の方で、伊那の道路は初めて走行した---と言っていました。







国道１５３号を走る予定が、何を間違えたのか、坂下神社前の市道に進入。
道がどんどん狭くなるのに不安を感じ、坂下神社前の交差点を伊那郵便局方面に右折。
案の定、曲がれませんでした。
角の美容室のブロック塀に接触し、トランクの扉が破損しました。
加えて、美容室のブロック塀も破損。
坂下神社前の駐車場へ緊急停車となった次第です。



私たち地区の役員が出て行き、事情を聞きました。
私も、この町内の町総代ですから、立ち合いましたよ。
で、いつもの仕事のクセが出て、事故処理を始めてしまいました。
まず、警察署に電話。
私の携帯には１１０番では無い、警察署の一般電話番号が入っています。
続いて、美容室に赴き、所有物のブロック塀が破損していることを報告。
美容室の先生、私が伝えるまで、ブロック塀が壊れたことを知らなかった模様です。



そうこうしている内に、お巡りさん２名が到着。
運転手と美容室の先生に事情聴取。
その後、応援の警察官３名も到着。
警察官５人態勢で、交通整理が始まりました。
そして、運転手がバスに乗り込み３時間振りにエンジンが掛かりました。
結局、坂下神社前の交差点は使わず、１５０ｍ先の山寺駐車場の交差点を右折することに。
大騒動になりましたが、何とか市道を脱出出来た模様です。
皆様、お疲れ様でした。