鶴竜親方解説者デビュー

今日は、待ちに待った鶴竜親方の解説者デビューの日。
ＨＨＫの中入後の正面テレビ解説です。
まずは、入門当時の思い出。
ＮＨＫが用意した本物の本人差出しの手紙を鶴竜（当時横綱？）が読む（見る）ＶＴＲから。
映像を見ながら、鶴竜親方「手紙を２通出したんですよ。雑誌の中の住所を見て---」。
私は、もうこの言葉だけで十分満足です。
ＮＨＫと日本相撲振興会の最近の絡みからして、これ以上はアナウンサーが言わせなかったと思いますよ。
（雑誌やネットで、さもＮＨＫが鶴竜入門に関わったかのような記事を出し振興会が猛抗議。削除に至る）



向正面の解説者は、元豊真将の立田川親方。
豊真将の師匠は、先代井筒親方（逆鉾）の弟・寺尾の錣山親方です。
当時は、同じ時津風一門同士で、しかも親方同士が兄弟だったため、鶴竜と豊真将は良き稽古相手・ライバルだったのです。
そして、鶴竜初優勝時は、優勝パレードの旗手が豊真将でした。
奇しくも、このとき豊真将は十両優勝。
パレードに花を添えました。
鶴竜の出世に、豊真将の存在は無くてはならない存在でした。





それから、結構、懐かし映像が流れたのです。
その中に、平成２７年秋場所優勝時の優勝旗授与の瞬間が。
このときは、師匠の井筒親方が審判部副部長で、優勝旗授与をやらせて貰ったんですよ。
（通常は審判部長が行う）
師弟の授受で、あのときは感動しましたねー。
それがまた見られるとは---。



鶴竜親方の優しい思いやりのある後輩たちへの解説という名のメッセージ。
最高でしたね。
これからは、テレビ・ラジオで頻繁に聴けるでしょう。