リムスキー=コルサコフ:トロンボーン協奏曲変ロ長調 (スコア付き)
ニコライ・リムスキー=コルサコフ: トロンボーンと吹奏楽のための協奏曲変ロ長調 (スコア付き) 作曲年代:1877年
トロンボーン:Marius Hesby 指揮:Leif Arne Tangen Pedersen 吹奏楽:Kongelige Norske Marines Musikkorps
0:00 第1楽章 Allegro vivace (変ロ長調) 2:37 第2楽章 Andante cantabile (変ト長調) 6:02 第3楽章 Allegro (変ロ長調)
若いころにロシア海軍軍楽隊の指揮者を務めていたリムスキー=コルサコフは、同僚のトロンボーン奏者レオノフのために、1877年にトロンボーン協奏曲を作曲した。初演は1878年3月16日にクロンシュタットの海軍基地で、レオノフのトロンボーン、作曲者の指揮で行われた。その後、しばらく忘れ去られていたが、1950年に再発見され出版されると、演奏される機会が増え始めている。 曲は約10分と短く、特に第1楽章は展開部を欠いておりとても短い。カデンツァは第2楽章と第3楽章にそれぞれ置かれている。楽器編成はサックスを欠いた2管の吹奏楽編成で、吹奏楽版の他にピアノ伴奏版や管弦楽版などの編曲も存在する。