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美濃路・清州宿-3-

2025-01-15 07:28:02 | 取材・旅行

美濃路・清州宿-3-

2025年1月12日(土)、愛知ウォーキング城巡りクラブ(AWC) 「美濃路・清州宿」へ行ってきました。 講師は、七種英康先生です。その様子を、9回にわたって紹介しています。今日はその3回目。

今回訪問したところです。

第3回は、屋根神様・柴田家住宅 です。

こうやって見ると、いかにも街道らしい町並みです。

松原神社です。

[主神]は  須佐之男命スサノオノミコト

[相殿] 火之迦具土神ヒノカグツチノカミ
 大物主命オオモノヌシノミコト

伊邪那岐神によって生み出され、天照大御神月読命の弟神にあたるのが、須佐之男命です。

荒々しい神話が多く、須佐之男命がヤマタノオロチを退治して得た草薙の剣は、三種の神器の内の一つとしても有名で、熱田神宮のご神体として現在も祀られているのです。


屋根神様

 

屋根神様(やねがみさま)は、主に愛知県の尾張地区や名古屋市、岐阜市などで見られる、民家の屋根や軒下に祀られる小さな祠のことを指します。これらの神様は、地域の安全や家屋の守護を目的として信仰されてきました。

以下は、feloAIによる「屋根神の理由は何か?」の回答です。


屋根神を屋根に祀る理由

水害対策としての高所への祀り

屋根神様が屋根や高い場所に祀られる主な理由の一つは、歴史的に水害に遭いやすい地域であったためです。地面に祀ると水害時に祠が流される恐れがあるため、高所に移すことで社殿や祭神を守る工夫がなされました。

土地の制約と密集した住宅環境

宿場町などでは、土地や資金に余裕がなく、地面に祠を設置するスペースが限られていました。そのため、家屋の屋根に屋根神様を祀ることで、効率的に信仰を維持する方法が取られました。

社会的・文化的要因

屋根神様には、火防の神として秋葉山、疫病除けの牛頭天王、武運長久を祈願する熱田神宮など、複数の神様が祀られています。これらの神様を屋根に祀ることで、地域全体の安全や繁栄を願う文化的な意味合いも持っています。


このブログ 堀川七橋めぐり -6- から引用します。

屋根神が見られる地域

愛知県
名古屋市、一宮市、犬山市、清須市、春日井市、小牧市、瀬戸市、津島市、岡崎市、西尾市 
岐阜県
岐阜市、大垣市、郡上市、関市、多治見市、羽島市、美濃市、高山市

美濃の屋根神様は津島神社のようです。



木造三階建です。江南市・布袋にもありますね。

その説明です。


再び、屋根神様。

説明です。


おそらく、家を建て替えたときに残した屋根神様でしょう。

動画です。

#7 おっさまと名古屋【円頓寺商店街/屋根神様/昔のメインストリート】


柴田家住宅

柴田家住宅(清須市西枇杷島町辰新田65)-主屋が登録有形文化財 

愛知県

明治/1896

木造2階建、瓦葺、建築面積144㎡

1棟

愛知県清須市西枇把島町辰新田65

登録年月日:20060803

登録有形文化財(建造物)

<button class="g-h_btn" type="button" aria-expanded="true" aria-controls="description">解説</button>

南面して建つ切妻造,桟瓦葺,2階建,平入で,南に下屋を設け,後方は敷地に合わせ,くの字に折れる。1階は東に通り土間,西に4室を並べ,最奥に床付の座敷を設ける。たちの低い2階は前に茶室等,奥に15畳の座敷を配する。美濃路に面した近代町家の好例。

○建造物の特徴・講習のポイント等
・柴田家住宅は下小田井市で栄えた美濃路に南面し、江戸末期から代々飴類の製造・販売業を営んでいた。
・明治24年(1896)の濃尾大地震で美濃路沿いの町家は倒壊か消失。柴田家住宅も同様で、現在の主屋は明治29年(1896)に建てられて、築116年を経過している。美濃路の町家の「近世から近代にかけての過渡的な建築の典型例」として評価され、平成18年(2006)に国の登録有形文化財建造物に登録された。
・戸の上下で15cm傾いていたり2階座敷の建具が動かないなど修理の必要性を感じ、平成19年に再生工事を行っている。町家の特徴とオリジナルのよさが解かる再生がなされ、特に、尾張型町家の特徴である、上屋受桁と大梁で構成される「十字梁」が見えるよう再生されている。
・7.5畳の控えの間に続き、地袋、書院のある15畳の座敷、厨子(つし)2階風の南面には4.5畳の待合、原叟床(げんそうどこ)の5畳の茶室がある。2階座敷などは、2階床板墨書から明治38年(1905)の改築とわかった。

○見学講習の成果
・2階には待合と原叟床のある茶室があり、軒高の後面には、控えの間、地袋、書院のある座敷が連なり、1階の居住空間より格式が高い造作を見てとることができた。
・ボランティアガイドの方々の中には美濃路について興味のある方も多く、見学の後の質疑応答では「美濃路が街道として認められるのは1608年頃で、人の行き来は自然堤防なので田んぼ違って人馬とも自由にいけるので、昔から行き来していたのでは」といったやり取りがなされていた。
・所有者の柴田氏が清須市ガイドボランティアの会のメンバーであることから、直接会メンバーへ周知いただき、当日は大勢のガイドボランティアに参加いただけた。多くの方に柴田家住宅の内部を見学してもらい知っていただく大変よい機会になったのではないか。

 出典 https://www.aichi-tobunkai.org/jigyo/2012/guideplayer/1.html


飴茶庵

 

古い町屋を利用した休憩処で、土産物や駄菓子などを販売しています。

この説明板にあるほどのお店です。

動画です。

清須市

 1分15秒から飴茶庵が紹介されています。


明日、第4回は、瑞正寺です。

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