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1月27日の社説は・・・  

2014-01-27 05:28:07 | 社説を読む
テーマは分かれそうです。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 法人減税論議―いいとこ取りはダメだ
・ 五輪組織委―次世代見すえ新風を

読売新聞
・ 日印首脳会談 潜在的な可能性を引き出せ
・ 農薬混入事件 「食の安全」揺るがす内部犯行
 
毎日新聞
・ 社外取締役 利益の拡大にも必要だ
・ 千葉・施設虐待死 県の無責任は許されぬ

日本経済新聞
・ アラブ諸国は民主化をあきらめるな
・ 電力先物が機能する環境を
 
産経新聞
・ 「農薬混入」逮捕 被害拡大防ぐ危機管理を
・ イラン核問題 決着への正念場これから

中日新聞
・ アラブの春は秋へ エジプト革命から3年
 
※ 中日が、エジプトを一本もので取り上げました。

 エジプトの3年間の流れを端的にまとめてjます。


 二年前の大統領選挙を振り返ってみよう。

 最初の投票で、一位はムスリム同胞団のモルシ氏で得票率25%(約、以下同じ)、二位は軍支持のシャフィク氏24%、三位は若者・リベラルの推したサバヒ氏で21%だった。以下、社会運動家や、元外相ら。

 同胞団、軍、若者へと票は分散しているが、最も危機感をもったのは軍だったに違いない。

 先の小話の映画館のたとえは、軍部がいかに庶民を気にしているかの証左という見方もある。

 大統領選は過半数を占める者なく、決選投票へ。

 ここで若者グループは深く悩んだ末、タハリール広場で命を落とした仲間に報いるには、モルシ氏に勝たせるしかないとして、支持を決めた。

 モルシ氏が勝ち、政治は同胞団へ大きく傾斜。イスラム政策を押しつけて支持を失い、昨年の夏、若者たちは「モルシは辞任せよ」と言って再び広場に集結した。

 それに乗じて軍は武力で政権を奪い返し、今月承認の改正憲法は同胞団を政治から追放、自由なデモも抑圧することになった。混乱の自由より安定の軍政を、というわけだ。


 わかりやすくまとめられています。軍政が、公正に機能するように願わずにはいられません。
  
 最後に次の言葉で締めています。

 「アラブの盟主には未来への責任がある。日本は貿易高こそ多くはないが、古くて親しい友人でもある。しっかりと見守りたい。」

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