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勉強にはやり方がある-その34-

2022-08-23 05:20:40 | 児童生徒のための勉強法

《 番外編;8 》

 いきなり質問です。

 次のような授業をどう思いますか?

 静かで落ち着いた雰囲気の中で、教師が板書すると、生徒が一斉にノートに書き写している。

 一見、とてもいい気がしませんか?

 ところが、そうとは言えないのです。
 このような多くの場合、生徒は受け身で、考えていないことが多いのです。

 授業では、まず考えて理解する事が重要です。

 しかし、ノートを書く事が目的になってしまい、内容が頭に入っていない事がよくあります。
 先ほどの場合もこれに当たります。

 そのためには、先生が「書きなさい」と言った事以外は、話を聞く事、考える事の方に重点を置き、内容を理解する事が重要です。

ノートは、理解した事の要点を書けばよいのです。

 授業中は書くより聞こう!理解しよう!

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 以前にこう書いたら反論されました。

 「わからないから、まずは書き写してあとで理解しようと思っているのです」

 気持ちはわかるけど、わからなければ質問すべきです。

 あとで理解しようと思っていると、時間がなくて、結局わからないことが積み重なるだけです。

 まずは理解することに集中すること。

 これができるかどうかが分岐点だと思います。


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