カンボジアのシェムリアップを訪問して見聞きしたことを、社会科教師流に報告します。
こども・教育関係は、「校長日記 - カンボジアのこどもたち」で連載していますので、併せてご覧ください。 ここから http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=2310019
今日は、アンコール遺跡って何? です。
いよいよ遺跡を訪問しますが、その前に、アンコール遺跡について、概要を知りましょう。
アンコール遺跡とは、カンボジアの北西部の都市、シェムリアップ の北部にあったクメール王朝時代 の遺跡群です。
ユネスコの世界遺産(文化遺産) に登録されています。
前回も紹介した地図です。
日本でいえば、飛鳥寺や橘寺、伝板蓋宮跡、高松宮古墳などのある飛鳥歴史公園のようなイメージでしょうか。
これらの遺跡群は、9世紀から13世紀初頭にかけて、王が変わるたびに建設されました。日本でいえば、平安時代から鎌倉時代前期の頃です。
特にがんばったのは、スーリヤヴァルマン2世(1113-1145年)とジャヤーヴァルマン7世(1181-1218年)です。
スーリヤヴァルマン2世がアンコール・ワット を、ジャヤーヴァルマン7世アンコール・トムのバイヨン を造りました。
この2つに代表されるような遺跡が、大小30箇所余り(それ以上?)もあるのです。
これら全体を総称して、アンコール遺跡というのです。
現地にあった案内看板です。
左下の湖が南です。
中心からやや左上の一番大きな正方形がアンコール・トム、その南にアンコール・ワット。
他にも、黒っぽいかたまりが、それぞれ遺跡です。
というわけで、全部見るのは大変ですし、荒廃して入れないのもあります。
何のための施設なの?
おおざっぱにいうと、アンコール・ワットまでがヒンドゥー教関連施設、それ以降が仏教関連施設だと考えてください。
しかし、微妙に混じり合っています。
王の信仰の対象によっても変わるのです。
次回には、アンコール・トムに入ってみましょう。
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