１月１８日の社説は・・・

４社は、昨日なかった自衛艦事故を今日もってくるか。

さっそく今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・　自衛艦事故―なぜ繰り返されるのか
・　震災関連死―弔慰金を再出発の糧に

読売新聞
・　東京都知事選　五輪返上論はどこまで本気か
・　センター試験　改革に功罪の検証は不可欠だ
　
毎日新聞
・　秘密法の諮問会議　早くも問われる透明性
・　自民党の針路　「復古」の加速を危ぶむ

日本経済新聞
・　「百年安心年金」の辻つま合わせは限界だ
・　腑に落ちないグーグル判決
　
産経新聞
・　「東海」と慰安婦像　「積極的説明主義」尽力を
・　「おおすみ」事故　海の安全には何が必要か

中日新聞
・　ノロウイルス　油断せず流行に備えを
・　自治体の仕分け　広めたい住民参加型
　
※　朝日と産経が自衛艦事故を取り上げました。

　その他、テーマが広く分かれました。

　今日は、読売を取り上げます。

「大学入試センター試験がきょうから２日間、実施される。
　参加する大学・短大は８４３校で、志願者は５６万人にのぼる。
　多くの受験生が日夜、勉強に励んできたことだろう。試験では実力を存分に発揮してほしい。」

　ここからです。

「センター試験を巡っては、中央教育審議会で見直し論議が進んでいる。「達成度テスト」の創設を柱とする政府の教育再生実行会議の提言を受けたものだ。
　提言は、高校生の基礎学力の到達度を測る「基礎」レベルと、大学の一般入試で活用する「発展」レベルのテストを新設し、それぞれ複数回の受験を認めるよう求めている。これが実現すれば、大学入試は大きく様変わりする。」　　

　かつて、オリンピックのマラソン選考で、どの大会結果を重視するのかでもめたことがありました。

　有森裕子が選ばれたバルセロナでは、世界選手権４位の松野明美を外し、アトランタでは国内最高タイムを出した鈴木博美を落選させました。
　松野明美が、自ら「私を選んで下さい」という記者会見を開いたことを覚えています。

　有森選手が、バルセロナでは銀、アトランタでは銅の結果を残したことにより、結果オーライでしたが、日本中の話題となりました。
　今回の男子スケートでもそうですが、選考のチャンスがあると逆に難しさが出てきます。

　「入試と一緒にするな」と言われそうですが、入試も選考の機会が多いと問題も出てきます。

　難易度です。

　平均点が６５点の試験で７０点を取ったＡ君と、平均点が５０点で６５点をとったＢ君は、どちらが合格か？
　偏差値で選ぶとしても、受験者層により、レベルが変わってきます。
　現役生は、選考試験の時期が遅いほど、力を付けてくるからです。　
　
　そもそも、高校生の基礎学力の到達度を測る「基礎」レベルと、大学の一般入試で活用する「発展」レベルとは？

　どうなるかわかりませんが、、公平な入試を望みます。