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第35回 江南市小中学校 器楽クラブ交流会

2014-01-18 14:18:07 | 日記
 今日、江南市民文化会館で行われた、第35回 江南市小中学校 器楽クラブ交流会へ行って来ました。



 毎年来ているのですが、今年は特に来場者が多い気がしました。

 もう、35年間も続いているのですね。
 私も、昭和61年から平成10年まで指揮者として出場しました。
 初めは学校の体育館を会場に行っていたのですが、途中から今のように江南市民文化会館をお借りできるようになりました。
 特に、平成10年に演奏した「シェヘラザード」(リムスキー=コルサコフ)は、これまでで最も印象深い曲です。

 今日の印象です。

・ 小学校は練習時間がなかなか取れないにもかかわらず、息をたくさん入れた、金管楽器らしい音が出ている学校がいくつかありました。
・ さりげない演出の中に、指揮者のセンスが感じられる演奏がありました。
・ 中学校も、冬は部活動が短く、練習不足だと思うのですが、よく頑張っていました。
  どこも多くの部員がおり、勢いを感じました。夏のコンクールに向けて、力を付けてほしいものです。

 こうしたら・・・

・ 小学生では仕方がないかもしれませんが、息のスピード不足を感じます。
  例えば、短いアタックは、息のスピードを速くして、しかも短くすると曲が締まります。
・ 曲と曲の間でも、拍手をもらった指揮者は頭を下げるべきです。聴いていただくという姿勢が大切です。
・ もっと曲に指揮者の色を付けてほしいものです。ただ楽譜通り演奏するのではなく、意図的、戦略的に曲を組み立てることが大切です。 
・ フレーズ感が感じられない演奏が多いので、2章や4小節単位での<>を意識するとよくなります。

 音楽は、どれだけ人に感動を与えられるかが勝負。曲をよく分析して、その人なりの表現を期待しています。

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