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8月25日の社説は・・・

2013-08-25 06:09:22 | 社説を読む
今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 秘密保全法案―権利の侵害は許されぬ
・ 中小企業経営―後継者の「旬」を大切に

読売新聞
・ 医療事故調査 機能する制度へ課題は多い
・ 「はだしのゲン」 教育上の配慮をどう考えるか

毎日新聞
・ ストーカー対策 治療通じて更生の道も
・ エジプト情勢 強権で安定は得られぬ

日本経済新聞
・ 民の創意工夫生む環境づくりこそ
 
産経新聞
・ 来日客の誘致 隠れた魅力を売り込もう
・ 日露首脳会談へ 経済だけでは領土返らぬ

中日新聞
・ ウナギの語りかける事週のはじめに考える

※ 読売は「はだしのゲン」を取りあげました。
「ただ、小中学校図書館を一般図書館と同列に論じることは適切ではあるまい。作品が子供に与える影響を考える必要がある。心身の発達段階に応じた細かな対応が求められるケースもあるだろう。」

 もっともで、小中学校図書館に何を置くかは最終的には校長が判断すべきで、第三者がとやかく言うことではありません。
 情報が複数ありますが、「はだしのゲン」の全てを閉架にしたのならやりすぎでしょう。
 しかし、後半の、妊婦を切り裂いて胎児に銃剣を刺して放り投げたり、強姦をしたりする場面の巻は映画なら必ず年齢制限が付く場面です。閉架もあり得る事だと思います。
 ただ、実際には、歴史認識の問題が絡んでいそうな話です。
 その理由なら、毅然とした態度が必要です。

「表現の自由を尊重しつつ、同時に教育上の影響にも目配りする。学びの場で児童生徒が様々な作品に接する際、学校側がどこまで配慮すべきかという問題を、松江市のケースは投げかけている。」
 その通りです。

日経は、渾身の一本ものです。

アベノミクスの3本目の屋を取りあげましたが、政府の介入を心配しています。

「よく考えてもらいたい。成長分野や衰退分野の見極めが政府に本当にできるのだろうか。事業の現場に近い企業や個人よりも目利きの能力が高いとは思えない。」

 その通り! プロに対して、税金で暮らしている責任のないものが口を挟めるのか?? 

「官の過剰な介入が民の手足を縛り、自由な競争や経済の新陳代謝を妨げるのが心配である。はしの上げ下ろしにまで注文をつけるような政策は慎み、民の障害を取り除く政策に徹した方がいい。

 世界銀行がまとめた2013年のビジネス環境調査によると、日本は185カ国・地域のうちの24位で、前年の20位から後退した。税制(127位)や起業(114位)への厳しい評価が際立つ。」

 これが正解!


産経は、北方領土交渉に触れました。
「日露首脳会談ではロシアに寄り過ぎた印象を与えぬよう日米関係への目配りも必要だ。その意味でも領土問題に絞った方がいい。」

 よく見ています。

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