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日本史のお値段-7-

2010-10-15 06:24:57 | 社会科こぼれ話
歴史を身近にするものはお金です。
現在の貨幣価値でいくらなのか、興味がわくところです。
『日本史のお値段』(青春出版社)は、その疑問に答えてくれます。



というわけで、日本史のお値段をひもとく第7弾。

貴族の収入です。

社会科資料集にも書かれていますが、この書には次のように書かれています。

奈良時代・平城京の人口:20万人
公務員(貴族)    :7000人

内 五位以上の貴族  :160人(年収 1千万円以上)
  一位左大臣クラス :年収5億円から6億円

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さらに、「値段」の日本史 (宝島社)には、次のように書かれています。

奈良時代初期の貴族の給料は、位階によって正三位なら位田が40町、位封が140戸に加え、綿、布などが年2回与えられた。

さらに、左右大臣、大大納言、中納言などの肩書き(官位)に伴い、職田、職封も支給された。(左右大臣で職田30町、職封2000戸)

位田、位封、職田、職封を合計すると、後に右大臣まで上り詰めた藤原不比等の場合で、5978石4斗~6438石8斗といわれている。
約6000石として、1石6万円をかけると、、3億6千万円。

これに、位階の給料を足すと・・・・

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やはり、年収5億円から6億円というのは、いい線いっています。

内閣総理大臣の収入が5千万ぐらいですから、やっぱりすごい。

 

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