知覚と感受の関係を深め,音楽のよさや美しさを味わう生徒を育てる鑑賞指導の一試み
-学び合いによる気付きの共有を通して-
ここから https://www.sendai-c.ed.jp/02kensyu/02cyoken/r02/r1kemuriyama.pdf
小学校の事項アにおいては,音楽を形づくっている要素のうち,「音楽を特徴付けている要素」(音色,リズム,速度,旋律,強弱,拍の流れ,フレーズ,音の重なり,音階や調,和声の響きなど)及び「音楽の仕組み」(反復,問いと答え,変化,音楽の縦と横の関係など)を聴き取り,それらの働きが生み出すよさや面白さ,美しさを感じ取ることとしています。「聴き取ること」が中学校の「知覚」に当たり,「感じ取ること」が「感受」当たります。要素・仕組みを聴き取り(知覚し),その働きが生み出すよさなどを感じ取る(感受する)という一連の過程が音楽的な感受であり,感性を高め,思考・判断し,表現する過程となります。
右脳と左脳の働きのようですね。