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週刊日本の100人 第11号 西郷隆盛 

2019-07-22 05:21:59 | 歴史関連情報
週刊日本の100人 西郷隆盛
シリーズ第11巻はいよいよ西郷隆盛。



偉人の中でもひときわ魅力的であり、ドラマチックで、かつミステリアスな部分も多い人です。

簡単にまとめると・・・・。

薩摩藩の下級武士の家に生まれながら、藩主・島津斉彬に認められ、庭番からはじまり、どんどん地位を上げていきます。
薩摩藩の代表になり、坂本竜馬により対立していた長州藩の木戸孝允と薩長同盟を結び、倒幕運動の主役になります。
新政府軍は、武力によって旧幕府軍を破ろうとしましたが、幕府側の勝海舟と話し合い、江戸の町を戦火から守りました。

明治新政府の指導者となってからは、廃藩置県などの改革を進めましたが、遣欧使節組と対立し、征韓論がとおらず政府を去ります。
鹿児島に戻り学校を設立。
しかし、生徒・教官たちが新政府に対して反乱を起こし西南戦争がはじまります。西郷は大将として戦い、城山で自殺しました。

それでは、なぜ西郷は西南戦争を起こしたのでしょうか?

かつて、家康は、天下を治めるために、豊臣を滅ぼしました。

明治政府にとっては、薩摩が大阪であり、西郷が秀頼でした。
中央集中政権を目指す新政府に対し、唯一薩摩藩には力が及ばなかったのです。

西郷暗殺計画もあり、政府による暴動を誘発するような行動に、私学校の生徒達が引っかかってしまいます。

もともと、西郷は、新政府の面々が徳川時代の大名を凌ぐほどの優雅な生活をしていることに心を痛めていました。

私学校の生徒を罪人として差し出すことが出来ずに、戦をするしかなかったというのが本当のところではなかったのでしょうか。


本誌の内容です。

■特集
西郷隆盛
 人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ねるべし

■ライフ&タイム
明治維新を成功させた薩摩の巨星の50年
 青雲の志に燃える薩摩隼人/藩政改革と二度の配流生活
 長州と同盟、一気に倒幕へ/新政府の要人として大改革を断行
 故郷に散った維新の巨人

■ヒューマンエピソード
 小事で大事を成す 無私を貫いた巨人

■クローズアップ
 謎多き「征韓論」論争 西郷内閣が潰された理由

■人物スクランブル
西郷隆盛 人物相関図
 西郷従道/平野国臣/桐野利秋/橋本左内

■後世への遺産
都道府県、信教の自由、人権…… 無欲の西郷の遺産

■評伝アラカルト
西郷隆盛考
 福沢諭吉/海音寺潮五郎/菅 実秀
 堺屋太一/柴 五郎/司馬遼太郎

■ビジュアル人物事典
 大国隆正/大久保一翁/大久保利通/大久保長安
 大久保彦左衛門/大隈重信/大倉喜八郎/大河内正敏

■日本の100人ミュージアム

このシリーズでの100人は・・・
織田信長
徳川家康
豊臣秀吉
坂本竜馬
伊達政宗
平清盛
勝海舟
真田幸村
源 義経
武田信玄
西郷隆盛
明智光秀
上杉謙信
石田三成
徳川家光
前田利家
高杉晋作
徳川慶喜
聖徳太子
徳川吉宗
近藤勇
黒田官兵衛
足利尊氏
吉田松陰
空海
大久保利通
東郷平八郎
徳川光圀
東条英機
北条早雲
山内一豊
土方歳三
田中角栄
福沢諭吉
宮本武蔵
加藤清正
毛利元就
吉田茂
源頼朝
山本五十六
直江兼続
平賀源内
伊藤博文
松尾芭蕉
白州次郎
徳川綱吉
千利休
細川幽斎
大石内蔵助
木戸孝允
島津義弘
足利義満
渋沢栄一
井伊直弼
大友宗麟
福島正則
松下幸之助
伊能忠敬
板垣退助
後醍醐天皇
平将門
乃木希典
南方熊楠
大隈重信
日蓮
ジョン万次郎
野口英世
大村益次郎
山本勘助
田沼意次
松平容保
菅原道真
北条時宗
藤堂高虎
榎本武揚
島津斉彬
二宮金次郎
後藤新平
手塚治虫
岩崎弥太郎
本田宗一郎
親鸞
津田梅子
藤原道長
山田長政
上杉鷹山
原敬
森鴎外
葛飾北斎
岩倉具視
芥川龍之
新渡戸稲造
犬養毅
黒澤明
日野富子
豊臣秀長
今川義元
本居宣長
高橋是清
夏目漱石

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