《 無駄な動きは雑音と同じ 》
茶道、歌舞伎や能、相撲の土俵入、日本舞踊、バレエ・・・・
これらの共通点は何か?
無駄な動きがないことである。
動きそのものに意味があるため、余分な動きは御法度なのである。
これは、教師も同じ。
子どもを集中させる時、考えさせる時、重要な発問や説明をする時などでは、無駄な動きをしてはいけない。
無駄な動きは雑音と同じなのである。
特に発達障害のある子には、無駄な動きに反応してしまう子がいる。
教師の言葉の中に、「エ~」「マ~」と言うと、その数を数えはじめてしまう。
それと同じである。
よい役者は、重要な場面ではまばたきもしない。
よい授業のためには、すべての言葉、挙動をコントロールしよう。