《 知識を記憶する;4 》
記憶とは、「記銘(覚える)-保持(保存する)-想起(思い出す)」を合わせたものといいました。
記銘-保持が難しいことは、みなさんに経験があると思います。
エビングハウスは、「記銘-忘却を数回繰り返すことが保持につながる」と言っています。
これも経験的にわかりますね。
したがって、記憶は細切れの時間を使うことが有効です。
1日の中には、数分の空き時間はいくつかあるものです。
例えば次の方法はいかがでしょう。
① 単語カードのようなものを携帯し、ちょっとした空き時間を使って繰り返し覚える。
② その日に覚えることを1枚の紙に書き、1日数十回眺める。
例えば食事中も机の上に置いて食事をする。
1日の最後に覚えたかどうかチェックする。
その紙は、3日後、3週間後にも再チェックする。
何度も忘れて、何度も覚えましょう!