ラフマニノフ交響曲全集(輸入盤)を買って聴き終えました。
ロイヤル(アムステルダム)・コンセルトヘボウ管弦楽団 アシュケナージの指揮です。
2CD版(2枚組)もあるのですが、これは交響詩が入った3CD版です。
アシュケナージは、1937年生まれのソヴィエト出身のピアニストです。
10代の頃から有名でしたが、1970年頃(30歳代)から指揮も始めました。
彼の指揮者としての存在を世界に認知させたのが、1980年代初頭(40歳前後)にコンセルトヘボウ管と共演したラフマニノフの交響曲、管弦楽曲の録音だったのです。
特に、私が大好きな第2番は、いろいろな演奏を聴いていますが、ブレヴィンより速く、マゼルより情緒的に、自然に歌い上げます。
さすがに名盤の一つに挙げられることがわかります。
(個人的には、名フィルで聴いた尾高さんの指揮が過去最高ですが・・・。
CD出ないかな・・・・)
もう一つ、第2番(1907)の作品としての質の高さです。
二十代前半に作曲した第1番(1895)は、大不評で、精神的にも衰弱した曰く付きの曲です。
部分的に面白いアイデアはあるのですが、詰め込みすぎて、まとまりのない曲に聞こえます。
そして第3番(1936)は63歳に作曲。これ以後の作曲は交響的舞曲のみで、やはり若干のアイデアはあるのですが、第2番のような美しい流れを感じさせる豊かな創造力は感じられません。
3曲並べて聴くと、第2番の偉大さがより光ります。
あのアダージョの優美な歌い方を望むのなら、このアシュケナージ版がいいかも?
ロイヤル(アムステルダム)・コンセルトヘボウ管弦楽団 アシュケナージの指揮です。
2CD版(2枚組)もあるのですが、これは交響詩が入った3CD版です。
アシュケナージは、1937年生まれのソヴィエト出身のピアニストです。
10代の頃から有名でしたが、1970年頃(30歳代)から指揮も始めました。
彼の指揮者としての存在を世界に認知させたのが、1980年代初頭(40歳前後)にコンセルトヘボウ管と共演したラフマニノフの交響曲、管弦楽曲の録音だったのです。
特に、私が大好きな第2番は、いろいろな演奏を聴いていますが、ブレヴィンより速く、マゼルより情緒的に、自然に歌い上げます。
さすがに名盤の一つに挙げられることがわかります。
(個人的には、名フィルで聴いた尾高さんの指揮が過去最高ですが・・・。
CD出ないかな・・・・)
もう一つ、第2番(1907)の作品としての質の高さです。
二十代前半に作曲した第1番(1895)は、大不評で、精神的にも衰弱した曰く付きの曲です。
部分的に面白いアイデアはあるのですが、詰め込みすぎて、まとまりのない曲に聞こえます。
そして第3番(1936)は63歳に作曲。これ以後の作曲は交響的舞曲のみで、やはり若干のアイデアはあるのですが、第2番のような美しい流れを感じさせる豊かな創造力は感じられません。
3曲並べて聴くと、第2番の偉大さがより光ります。
あのアダージョの優美な歌い方を望むのなら、このアシュケナージ版がいいかも?