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魔弾の射手

2010-05-04 06:54:32 | 音楽雑感&関連サイト
DVDオペラコレクション最新刊は、ウェーバーの『魔弾の射手』



モーツアルトからワーグナーに至るドイツオペラの橋渡し役的な存在です。
その代表曲が、この『魔弾の射手』。
ドイツオペラにおける『魔弾の射手』は、日本の歌舞伎で例えると「勧進帳」、バレエで例えると「白鳥の湖」のような作品です。

指揮はアーノンクール。ドイツ生まれのオーストリア人。チェロ奏者であり指揮者です。

データを見てみましょう。

作曲:カール・マリア・フォン・ウェーバー
指揮:ニコラウス・アーノンクール
演出:ルート・ベルクハウス
演奏:チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
出演:マックス…ペーター・ザイフェルト(テノール)
   アガーテ…インガ・ニールセン(ソプラノ)
   カスパール…マッティ・サルミネン(バス)
   エンヒェン…マリン・ハルテリウス(ソプラノ)
収録場所:チューリヒ歌劇場 《1999年収録》
収録時間:約2時間38分

▽ DVDストーリーガイド
「悪魔と鍛えた弾丸で、いざ勝負!」
射撃絶不調の狩人マックスは、悪魔の力を宿した魔弾を入手。
恋人との結婚をかけた射撃大会の結果は、いかに…?

テレビや映画がなかった時代。そして、マイクなどの音響設備もないときに、このような生演奏によるオペラが人気を博すことは容易に想像できます。
劇団四季が、生演奏で、マイクを使わずに演じるようなものです。

今思えば、当時の民衆は、オペラを楽しむという豊かで贅沢な暮らしを当たり前のようにしていたのです。

便利が豊かとは限らない。

うらやましい気がします。

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