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1月16日の社説は・・・

2014-01-16 05:27:18 | 社説を読む
海自輸送艦と釣り船との衝突に反応できる社があるか?

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 秘密諮問会議―欠陥法の追認はするな
・ 一人っ子政策―中国国民に選ぶ権利を

読売新聞
・ 東電新事業計画 今度こそ再建を軌道に乗せよ
・ タイ反政府デモ 選挙実現へ混乱収拾が急務だ
 
毎日新聞
・ 14年春闘 賃上げの裾野を広げよ
・ 海自艦衝突事故 原因の徹底究明を図れ

日本経済新聞
・ 東京の活力高める政策を競う都知事選に
・ アフリカと持続的な関係を

産経新聞
・ 経団連ベア容認 継続させ好循環の実現を
・ バンコク騒然 対話で「微笑み」取り戻せ

中日新聞
・ 自衛艦衝突見張りは十分だったか
・ 東電再建計画原発頼みは筋が通らぬ

※ 海自輸送艦と釣り船との衝突に、毎日と中日が素早く反応しました。

 事故そのものは朝起きており、間に合おうとすればできたことです。

 毎日です。 
「広島県大竹市沖の瀬戸内海で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船が衝突した。釣り船は転覆して乗っていた4人が海に投げ出され、船長が死亡、1人が意識不明の重体だという。海自艦の衝突事故はこれまでにも繰り返されている。原因の徹底した究明が必要だ。」

 船長は夜に、二人目の方は未明に亡くなっており、記事の締め切りをぎりぎりまで延ばしたことがわかります。

 中日は、夕刊で過去の自衛艦の事故と裁判の結果を取り上げました。
 社説でも、取り上げています。

 
 残念だが、「まさか」よりも「またか」と言いたくなる。自衛艦の衝突事故は、これまでも相次いできた。

 一九八八年七月に神奈川県横須賀市沖で潜水艦「なだしお」と釣り船「第1富士丸」が衝突した事故では、釣り船の三十人が死亡した。海難審判は、一審が「なだしお主因、釣り船に一因」、二審は「双方に同等の責任」と裁決し、判断が分かれた。

 一方、刑事裁判の判決は、艦長と船長をいずれも有罪としたが「なだしおが前進強速をかけた過失行為が事故の一次的原因」と認定した。  (以下略)


 この2社は、以前にもフットワークの軽さを感じたことがあります。

 情報は簡単に手に入る時代になりましたが、「評価」はある程度時間がかかります。

 もちろん、速ければいいと言うわけではありませんが、組織として、速さは力でもあります。

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