海自輸送艦と釣り船との衝突に反応できる社があるか?
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 秘密諮問会議―欠陥法の追認はするな
・ 一人っ子政策―中国国民に選ぶ権利を
読売新聞
・ 東電新事業計画 今度こそ再建を軌道に乗せよ
・ タイ反政府デモ 選挙実現へ混乱収拾が急務だ
毎日新聞
・ 14年春闘 賃上げの裾野を広げよ
・ 海自艦衝突事故 原因の徹底究明を図れ
日本経済新聞
・ 東京の活力高める政策を競う都知事選に
・ アフリカと持続的な関係を
産経新聞
・ 経団連ベア容認 継続させ好循環の実現を
・ バンコク騒然 対話で「微笑み」取り戻せ
中日新聞
・ 自衛艦衝突見張りは十分だったか
・ 東電再建計画原発頼みは筋が通らぬ
※ 海自輸送艦と釣り船との衝突に、毎日と中日が素早く反応しました。
事故そのものは朝起きており、間に合おうとすればできたことです。
毎日です。
「広島県大竹市沖の瀬戸内海で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船が衝突した。釣り船は転覆して乗っていた4人が海に投げ出され、船長が死亡、1人が意識不明の重体だという。海自艦の衝突事故はこれまでにも繰り返されている。原因の徹底した究明が必要だ。」
船長は夜に、二人目の方は未明に亡くなっており、記事の締め切りをぎりぎりまで延ばしたことがわかります。
中日は、夕刊で過去の自衛艦の事故と裁判の結果を取り上げました。
社説でも、取り上げています。
残念だが、「まさか」よりも「またか」と言いたくなる。自衛艦の衝突事故は、これまでも相次いできた。
一九八八年七月に神奈川県横須賀市沖で潜水艦「なだしお」と釣り船「第1富士丸」が衝突した事故では、釣り船の三十人が死亡した。海難審判は、一審が「なだしお主因、釣り船に一因」、二審は「双方に同等の責任」と裁決し、判断が分かれた。
一方、刑事裁判の判決は、艦長と船長をいずれも有罪としたが「なだしおが前進強速をかけた過失行為が事故の一次的原因」と認定した。 (以下略)
この2社は、以前にもフットワークの軽さを感じたことがあります。
情報は簡単に手に入る時代になりましたが、「評価」はある程度時間がかかります。
もちろん、速ければいいと言うわけではありませんが、組織として、速さは力でもあります。
今朝の社説を見てみましょう。
朝日新聞
・ 秘密諮問会議―欠陥法の追認はするな
・ 一人っ子政策―中国国民に選ぶ権利を
読売新聞
・ 東電新事業計画 今度こそ再建を軌道に乗せよ
・ タイ反政府デモ 選挙実現へ混乱収拾が急務だ
毎日新聞
・ 14年春闘 賃上げの裾野を広げよ
・ 海自艦衝突事故 原因の徹底究明を図れ
日本経済新聞
・ 東京の活力高める政策を競う都知事選に
・ アフリカと持続的な関係を
産経新聞
・ 経団連ベア容認 継続させ好循環の実現を
・ バンコク騒然 対話で「微笑み」取り戻せ
中日新聞
・ 自衛艦衝突見張りは十分だったか
・ 東電再建計画原発頼みは筋が通らぬ
※ 海自輸送艦と釣り船との衝突に、毎日と中日が素早く反応しました。
事故そのものは朝起きており、間に合おうとすればできたことです。
毎日です。
「広島県大竹市沖の瀬戸内海で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船が衝突した。釣り船は転覆して乗っていた4人が海に投げ出され、船長が死亡、1人が意識不明の重体だという。海自艦の衝突事故はこれまでにも繰り返されている。原因の徹底した究明が必要だ。」
船長は夜に、二人目の方は未明に亡くなっており、記事の締め切りをぎりぎりまで延ばしたことがわかります。
中日は、夕刊で過去の自衛艦の事故と裁判の結果を取り上げました。
社説でも、取り上げています。
残念だが、「まさか」よりも「またか」と言いたくなる。自衛艦の衝突事故は、これまでも相次いできた。
一九八八年七月に神奈川県横須賀市沖で潜水艦「なだしお」と釣り船「第1富士丸」が衝突した事故では、釣り船の三十人が死亡した。海難審判は、一審が「なだしお主因、釣り船に一因」、二審は「双方に同等の責任」と裁決し、判断が分かれた。
一方、刑事裁判の判決は、艦長と船長をいずれも有罪としたが「なだしおが前進強速をかけた過失行為が事故の一次的原因」と認定した。 (以下略)
この2社は、以前にもフットワークの軽さを感じたことがあります。
情報は簡単に手に入る時代になりましたが、「評価」はある程度時間がかかります。
もちろん、速ければいいと言うわけではありませんが、組織として、速さは力でもあります。