以前購入した書籍を紹介します。
今回は、『逆転大名 関ヶ原からの復活』 (祥伝社新書)河合 敦
面白かった!
この本は、立花宗茂の授業で、とても役に立ちました。
こんな武将がいたのか!
関ケ原の敗者たち。彼らの知られざるドラマに迫る
不敗の名将・立花宗茂/築城の名手・丹羽長重/茶人武将・上田重安……
敗者となり領地を失っても、
努力と才能、そして運で返り咲いた8人の大名
不敗の名将立花宗茂 己の矜持を貫く
築城の名手丹羽長重 いぶし銀の粘り強さ。
歌人大名木下勝俊 武を捨て、風雅に生きる
粘り勝ちの男岩城貞隆 十数年の努力で復活
できる交渉人滝川雄利 三天下人に抜擢された
茶人武将上田重安 ナンバーワンに執着した猛将
水軍の一族来島安親 コネに翻弄された
奇跡の男新庄直頼 旧領を上回る石高で復活
なぜ、彼らは復活できたのか
天下分け目となった関ケ原合戦。
東軍が勝利し、すぐさま家康による西軍武将の処罰が始まった。
そして、西軍の大名のほとんが所領を没収された。
そうした失領大名のなかで、のちに大名として見事な復活をとげた男たちが、
わずかながら実在することをご存じだろうか。
領地、城、財産をすべて奪われ、家臣団も離散。ただの牢人に落ちた人間が、
再び大名に成り上がる、
すなわち「逆転大名」となるのは、簡単なことではない。
なにゆえ彼らは、“奇跡"を生みだし得たのか
すべてを失ってもまた登ってくる人間とは、いったいどのような人たちなのか