織田信長 10人の娘のその後 名だたる大名に嫁ぐも、五徳以外の血は残らず【どうする家康】
参考文献 渡辺江美子『織田信長の息女について』 (柴裕之『織田氏一門 (論集 戦国大名と国衆)』) https://amzn.to/3WCHakz
岡田正人 『織田信長総合事典』 https://amzn.to/3mQufNV
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信長の娘は、徳川家に嫁いだ長女の五徳をはじめ、蒲生氏、丹羽氏、前田氏、筒井氏などの大名家に嫁いでいきましたが、五徳を除き、配下の大名との縁組が主に組まれました。 本能寺の変の時にはまだ幼かった女子も多かったことから、信長の後継者となった秀吉の意向で公家に嫁いだ娘もおり、秀吉の側室にもなっています。 信長の娘たちは嫁ぎ先でも存在感を示しましたが、嫁ぎ先が断絶するか、大名として残っても側室の子が跡継ぎとなるかで、五徳を除き、信長の娘の血が大名家に直接残せませんでした。 今回は、信長、秀吉に運命を左右されながらも、名だたる大名、公家に嫁いでいった10人の娘の生涯、その後について紹介していきます!