2024年1月27日(土)、栄中日文化センター主催、「愛知の街道を行く シリーズ1」(2024年1~5月)「宮宿」へ行ってきました。 講師は、七種英康先生です。その様子を、数回にわたって紹介します。
街道シリーズの1回目です。
今回のルートです。左やや下の宮から右下の「桜」駅の近くまで歩きます
この画像の出典がすごい!
Network2010 はすごいサイトです!
https://network2010.org/article/451
このページの地図を引き延ばしたのが上の図です。ピンをクリックすると説明が出ます。
まずは、愛知の街道を見てみましょう。
この出典は、https://www.city.nagoya.jp/kankobunkakoryu/cmsfiles/contents/0000023/23018/02honpen2.pdf の12ページ。
元は、『「語りたくなる名古屋」の実現をめざして』(名古屋市)です。
発行後10年経ちますが、その内容は色褪せてはいません。
「愛知の街道を行く シリーズ1」は、桑名から船で宮に着いたという前提で始まり、岡崎まで歩きます。
今回は、宮から呼続まで歩きます。
それでは、お付き合いください!
スタートはここ!
この画像出典は、https://kaidou.nagoya/aichi/miya.html 「ゼロから始める街道ウォーク」です。
『「語りたくなる名古屋」の実現をめざして』より、該当部分を引用します。
出典元 https://www.city.nagoya.jp/kankobunkakoryu/cmsfiles/contents/0000023/23018/04honpen4.pdf
動画を見てみましょう。
「七里の渡し」はなぜ海路だったのか 災害リスクを避けた先人の知恵とは?【災とSeeing⑭】
歌川広重の「東海道五十三次」です。
常夜灯と鐘楼が描かれています。
船に弱い人はどうする?
船が苦手な人もいます。そのため、七里の渡しから続く東海道には水路だけではなく、陸路も用意されていました。
その陸路が 「佐屋街道 (さやかいどう)」で、 「宮宿 (七里の渡し)→佐屋宿→桑名宿」 というルートも整備されました。
ただし、 佐屋街道はすべてが陸路ではなく、川を南下しました。その木曽川ほとりに築かれた船着場を 「佐屋宿」と言い、ちょうど佐渡宿から約3里 (約12
km) 下った先が桑名宿になります。このことから七里の渡しに倣い、別名で「三里の渡し」とも呼ばれていました。
佐屋は、愛知が生んだ首相、加藤高明の故郷で、このブログでも紹介しました。
では、どれぐらいの人が海路を選んだの?
七里の渡し 不人気ルート?-江戸期の旅 急がず回れ-
によれば、1割もいません。
姫街道(佐屋街道) を造ったのは誰??
1634年(寛永11年)、 徳川家光公は京の都へ上洛することを告げられますが、家光公は船酔いがひどい体質でした。そんな家光公にとっての難所が、 東海道最大の難所とも云われた 「七里の渡し」 です。
七里の渡しを管轄していた当時の尾張藩主 徳川義直 は、家光公のために別ルートを敷設することを考えました。それが佐屋街道です。
木曽川のほとり(佐屋宿の端)まで陸路で進み、そこから船で川を下れば、揺れも少なく、船酔いは回避できそうです。
以降、佐屋街道は、2百年あまり、旅人たちが盛んに行き交う街道として賑わいをみせていました。1872年(明治5年)に新東海道が敷設されたことにより 三里の渡しは廃止されています。
動画を見てみましょう
佐屋街道を行く[Network2010]
明日に続きます・・・・
「宮宿」-1- 「宮宿」-2- 「宮宿」-3- 「宮宿」-4- 「宮宿」-5- 「宮宿」-6-最終回
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