TRANS.Bizより「ショーペンハウアー」の思想と『幸福について』や名言を紹介を紹介します。
目次です。
1 「ショーペンハウアー」の思想とは?- 1.1 ショーペンハウアーの思想は芸術家や思想家に大きな影響を与えた
- 1.2 「ニーチェ」はショーペンハウアーの最大の後継者
- 2 「ショーペンハウアー」の著書
- 2.1 『意志と表象としての世界』(1819年)
- 2.2 『幸福について』
- 2.3 『読書について』
- 3 「ショーペンハウアー」の名言
- 4 まとめ
「一切の生は苦悩」。ショーペンハウアーはその苦悩から解放される方法として、芸術をあげています。プラトンのいう「イデア」を、芸術は純粋に具現化します。個体としての関心、欲望を捨て、人は安らぎを得るのです。
これはカントの美の定義に立脚したもので、芸術の中でも特に音楽によって具現化されます。音楽は意志のもっとも直接的な客体化であり、この思想はワーグナーや若きニーチェにも多きな影響を与えました。
まとめを紹介します。
日本でショーペンハウアーの著書としてよく読まれているのは、ショーペンハウアーが毎日少しずつ書き溜めた『余禄と補遺』から訳出されたエッセーで、紹介した著書の他に『自殺について』『女について』『知性について』などがあります。
体系的に著わされた『意志と表象としての世界』が難解と言われるのに対し、注釈として書かれた『余禄と補遺』の簡潔で明快な文章がショーペンハウアーの本当の魅力を伝えているともいわれます。
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