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7月18日の社説は・・・

2012-07-18 06:08:44 | 社説を読む
連休明けの社説です。
熱中症やエネルギー意見聴取会などの昨日執筆された「動く社説」が登場します。

今朝の社説を見てみましょう。

朝日新聞
・ 大飯4号機―再稼働は本当に必要か
・ 地域の防災―雨の降り方が変わった

読売新聞
・ 共通番号法案 なぜ審議入りできないのか
・ 日航再上場 公正な競争ゆがめない再建を

毎日新聞
・ 原発の意見聴取会 ずさん過ぎるやり方だ
・ 大阪市政治条例 個人の自由おびやかす
 
日本経済新聞
・ 電力改革は「規制なき独占」を許すな
・ アジア追い風に空港再生を
 
産経新聞
・ エネルギー聴取会 多様な意見を封殺するな
・ 熱中症 がまんせず早めの対応を

中日新聞
・ 原発意見聴取会 国民的議論に値せず
・ 「北」軍高官解任 先軍政治は変わるか


※ 産経「エネルギーと環境の基本政策について国民の声を聞く政府主催の意見聴取会の運営方法が見直された。電力会社社員らが原発利用に関する考えを述べたことが批判されたためで、今後はこうした発言を認めないことにするという。
 だが、意見聴取会は原発を含めて将来の最適な電源構成を検討する場であるはずだ。電力会社社員が自らの知見を生かし、原発の必要性を訴えることが、なぜ問題視されるのか。
 野田佳彦政権は、エネルギーに関する多様な意見を封殺することがあってはならない。」

中日「全国十一カ所の意見聴取会は、普通の人の声を聞く貴重な機会であるはずだ。
 電力会社の幹部といえば、意見を聞いて参考にする立場である。それが、真顔で「会社の考え」を述べるとは、考え違いも甚だしい。消費者の心の内などわきまえない巨大電力会社の実態が、透けて見えるようではないか。


予想されましたが、意見聴取会に対する反応は、産経と中日は真逆です。

冷戦時代のイデオロギー論争に近くなってきました。

感情論でなく、データに基づいた議論が必要です。

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