好ましい人間関係を育てる開発的・予防的教育支援の在り方の研究

佐賀県教育センターのサイトより、好ましい人間関係を育てる開発的・予防的教育支援の在り方の研究を紹介します。




　集団の状態を把握するシート（「がばいシート」）を活用し、集団や個人の状態を客観的に把握した上で、開発的・予防的教育支援を計画し、実践に取り組む研究です。

　 「がばい」は《がっきゅう・ばっちり・いいなかま》から作った言葉です。
　 学校で子どもたちが安心して過ごすために、子ども同士の人間関係が良好であるか、 教師と子どもの関係はどうか、子ども一人一人が自己存在感を感じているかを把握し、その状態に応じた適切な支援を考えるために作られたシートです。 　

　教師が、学級の様子を視覚化するのためには、とても有効であると感じました。

　ぜひご覧ください。


ここからどうぞ・・・。
　http://www.saga-ed.jp/kenkyu/kenkyu_chousa/h21/10soudan/index_soudan.html

目次です。

１ 研究の概要　
（１） 研究テーマ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（２） 研究テーマ設定の趣旨　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（３） 研究目標および内容と方法　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

２ 研究の実際
（１） 「がばいシート」について　　　　　　　　　　　　
・実施の前に　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・実施上の手順
・グラフの見方について

（２） 小学校
・学級への支援事例
　　 ○支援の実際Ⅰ（「教師との関係」を高めるための支援）
　　 ○支援の実際Ⅱ（「自己存在感」を高めるための支援）

（３） 中学校　
・学年への支援事例　　　　　
　　 ○支援の実際Ⅰ（生徒の実態の長所を生かした支援）
　　 ○支援の実際Ⅱ（学校行事等を通しての支援）
・個への支援事例（学級担任と部活動顧問との連携を通した支援）

（４） 高等学校　　　　　　　　　　　　　　　 　
・学級への支援事例　　　　　　　　　　　　　　
○学級のキーパーソンに注目した支援
　　※「がばいシート」実施後の教師に対するアンケート結果
・個への支援事例　　　　　　　　　　
　　※面接における留意点（参考資料）
・養護教諭がかかわった個への支援事例
　　○ピア・サポートの要素を取り入れたケース
　　○養護助教諭がかかわったケース
　　○学級担任と連携したケース

３ 研究のまとめ　
（１） 研究の成果
（２） 今後の課題
（３） 参考資料
（４） 教育相談でよく使われる用語集